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2011.11.19 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-9 『生贄』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-9 『生贄』


ぼんやりとした現実感のない日々。
やはりこれは夢の中なのではないかと疑い、手のひらをじっと見つめてみることもあったが、それでも、音羽は充実感を覚えていた。

あの日以来、ますます身体は軽くなり、頭で思う以上に肉体は鋭い軌跡を描く。格段に強くなっている実感があった。得意の剣さばきはますます鋭くなり、今までだったら苦戦したであろう、力を持つ上位クラスの半妖も今の音羽には手も足もでない。

今なら、イリーナにだって…小絵さんにだって負けない…。

しかしその裏で…女性へのレズ痴漢も、ますます頻度を増していた。ヒロインとしてあるまじき禁断の興奮。止められなくなった痴女行為を、音羽は人助けのひとつだと自分に言い聞かせていた。電車で、バスで、店内で…。繰り返される痴女行為。音羽は自分の欲望を素直にさらけ出せることで、ますます活き活きと、ただでさえ表面上は明るい性格に磨きがかかっていた。

そんな日々の中、音羽には後輩ができた。
以前数度顔を合わせただけであったが、その愛くるしい顔は印象的でハッキリと頭に残っている。四条未羽。

まだ正式なジャスティレイファーとしての変身は出来ないが、サポートするためのツール類や簡易強化スーツを見にまとい、やがてジャスティレイファーとなるべく、音羽の行動に同行することとなったのである。

音羽が小絵に憧れていたように、未羽は音羽に憧れ、姉のように慕う。
堂々と変態行為ができなくなり不満は溜まったが、自尊心は満たされていた。

「音羽先輩っていつから、どうやって、何をして、何を食べてそんなに強くなったんですかぁ?」
「え? 一度に全部聞くつもり…?」
「はい。音羽先輩のこと全部知りたいです!」
「はぁ…。動きを見て勝手に盗んでくれる、っていうのが理想」
「え~。ずるい」
「だってほら、私、説明とか苦手だから」
「じゃあ、先輩にずっと付きまといますから」
「それは…イヤかも」
「え~。名前も一文字同じだし、憧れなんですっ!」
「うん、わかったわかった、そうね~」
「やった! じっくり観察しちゃって、音羽先輩のすべてを盗んじゃいます」
「ふふ、がんばってね。私もしっかり面倒みてあげる。一緒に人助け、ね」
「半妖たち、あいつらは絶対に許せないから」

音羽の表情に一瞬、暗い影が灯る。
欲望に染まってしまった今の自分の全ては…褒められたものじゃない…。変態レズ痴女。そんな言葉がよぎる。
それでも…自分と同じく、正義に燃え、半妖を仇とし、ジャスティレイファーを目指す少女未羽。この子だけは、私がきちんと育てて見せる。私のような敗北はさせない…たった一度でも。私はもっと強くなって、この子も強くする。
音羽は未羽に対し、ただの後輩以上の感情を持ち始めていた。

イリーナにだって、今度会ったら、私に力を与えたことを後悔させる。そして…。


未羽とのパトロールの日々は、音羽にとって充実したものだった。
自らの強さを見せつけ、尊敬を受ける。半妖を倒すために元から力を求め、その欲求は一度の敗北でさらに大きくなった音羽。さらに力を伸ばすため、そして未羽にもその力を受け継がせるため…、鬼気迫る勢いで半妖を狩る。
「今日も楽勝。人助け完了。未羽が成長する前に半妖絶滅させちゃうかも」
「えー私も変身して戦いたいのにー。でもそれならそれでいっかぁ」
「私たちふたりでなら、できる」
「うれしいです。音羽先輩」


そんなある日。
普段と変わらぬ、変わらないはずだった、いつものパトロール。
それは不意に訪れた。禍々しい、いつもとは比べ物にならない半妖の妖気。

「ふぅん、大物って感じ? ちょっとだけ用心するよ」
「音羽先輩…」
「大丈夫。未羽、式神プログラムを起動して辺りにナノ術界を展開!」
「はいっ!」

特殊カーボン製のお札を取り出し、辺りに並べる未羽。禍々しい妖気の闇が前方を包む。そこから姿を現したのは、女性型の半妖。すでに下半身半分は完全に触手状のグロテスクな肉の姿へと変化している。意識は完全に肉の方へと移行しているのか、半笑いで知性すら感じさせない。音羽は経験上、人間の意識を残さない半妖の方が強いことを知っていた。

それでも…音羽は決意する。
私はもうっ…負けない、強くなった力で!
どんな半妖にも、小絵さんにも、自分にだって!


身構える音羽。だが…妖気の闇が晴れ、全容が明らかになると、事態は想像を超えていた。触手とほぼ同化し始めている、被害者であろう全裸の人間の女性。それも複数。触手が体中に絡みつき、快感を送って絶えず喘ぎながら、女性同士でもつれ合い、愛撫しあっている。69状に絡まるふたりと、その横でずっと舌を絡ませているふたり。すべてが半妖の身体に取り込まれ同化していた。
「あぁんイイっ…おまんこ美味しいっ、触手もすごイィ、んんはあぁあ、んあぁイク! 舐めてぇ、おまんこ舐めてっ! んんはぁ、触手も来ちゃうぅ! イグゥ!」

触手の陵辱とレズ行為をまざまざと見せつけられ、音羽の足がすくむ。
半妖と人間女性の痴態が織り成す変態絵図に目を奪われ、ガクガクと震えだす音羽。すでに、股間が熱くなるのを感じていた。レズ痴漢行為を思い出し、胸が高鳴りだす。

「音羽先輩っ!」

触手にされながら…レズってるなんて…そんな…そんなに…イイ…の?
あんなに…乱れて…あぁ…

半妖は未羽に狙いを定めたのか、音羽には目もくれず、未羽へと触手を伸ばし、補足しようとする。ナノ術界も容易く破られてしまい、必死のところでかわす未羽。

粘液と体液でぐちょぐちょになりながら、目の前の女性たちは禁断の快楽を貪っている。あまりに刺激的な光景に、音羽のドス黒い欲望が頭をもたげ始める。

未羽を…狙ってるの? 未羽が捉えられたら…あの中で…あんなふうに…
音羽は立ち尽くしたまま、未羽を振り返る。

必死で触手との攻防を繰り広げていた未羽は、補足されないように必死でよけながら、音羽へ近づき、背中に隠れるように寄り添う。


「先輩!? どうしたんですか!?」
未羽の手が音羽の肩に置かれた瞬間。音羽は【それ】を感じた。いや、もはやそれは願望に近いものだったのかもしれない。音羽にとっては、もうどっちでもよかった。

そう…未羽も…変態レズ願望があるのね…
裸で絡みあって乱れ合う…レズマゾに堕ちたいのね…

ドス黒い欲望に支配され、先ほどの決意はあっさりと裏返る。
音羽は未羽の肩を掴むと…ニヤリと笑う。
「うん、先輩、やっつけましょ!」

そして音羽は未羽を捕らえたまま、身体を入れ替え、半妖の触手に差し出す。
変態レズ痴女の最低行為。
「え? 先輩、え?」
あっという間に未羽は触手に捉えられ、肉の海に飲み込まれていく。強化スーツは溶かされ始め、触手が全身に絡みつき、その身体があらわになり始める。

「はは…あぁ…私…未羽の堕ちる姿…あぁ…見たい」
「先輩、助けて! 助けて!!」

未羽の絶叫を聞きながら、音羽は涙を流していた。最低の行為に堕ちた自分の変態願望の惨めさと、それが叶えられた嬉しさで。

グチョ、グッチョ、グチュグチュグチュ。
触手の音にハーモニーするように、音羽の股間から音が響く。
音羽は目の前の光景を見ながら、スーツの股間に手を差し込み、前屈みで浅ましいオナニーに耽っていた。

「あぁ未羽、私、最低のレズマゾ…あぁん、イイ、未羽が汚されちゃうっ、私と同じように、あぁ、すごいぃぃ、頭がおかしくなりそうっ」
「助け、音羽…せんぱっ、助けっいやぁああああ」

グチュ、グチュ、グチュ、浅ましいガニ股姿でのオナニー。
「あぁ、私も…入れて欲しい、どうして、どうしてっ! んんぁあああ! イイひぃいいい! 最高なの、感じ過ぎちゃう、頭が焼けちゃう! 未羽! イク、イク、イク、あぁイッちゃうぅ! イグイグイグゥウゥゥ~~~~ッ! ひぃいいいい!」

ピュビュ、ピュビュ、盛大に潮を漏らしスーツの股間をグチョグチョに濡らしながら、音羽は笑みを浮かべ、人生最大の変態アクメに溺れていた。



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