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2011.02.27 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-1『虚界』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-1 『虚界』


夜の闇。切り裂く一陣の光が、何度となく交差する。
女性に襲い掛かろうとする下級の半妖たちを次々に切り裂いていく。

「ほんっともう、いい加減にしたら? いっつもそうやって女の子ばっかり!」
群がる下級妖魔は、音羽の剣さばきに瞬く間に蒸発していく。
「しつこいわねぇ。数だけはワラワラと!」
目にも留まらぬ剣さばきは、下級の半妖たちに反撃する術を与えない。

「あ、ありがとうございます。」半妖に囲まれていた女性が顔を上げ礼を言う。
「いえいえ。人助け好きだし。こいつら大っキライだから。
お姉さんは早く逃げて」

「は、はいっ」音羽の後ろに身を隠す女性。

残り数匹となった雑魚の半妖が、その触手を伸ばす。
「その身体を寄こせぇえ~ この触手で弄り倒して… うが?」
言い終わらないうちに、音羽の剣によって首が身体から離れている。

「だ・か・ら、そういう気持ち悪いところが余計ダメなの。
ジャスティレイファーは正義の味方。
そんなことさせるわけ無いでしょ。ふぅ。今日も人助け完了!」

音羽が振り返ろうとしたその時。女性だった人間が、半妖へと姿を変える。
触手が音羽の全身を拘束する。

「くくっ…貰った…わが術をくらえ」
…触手から発する嫌な香り…紫の妖気…。

「え…? なんてね」ジャスティレイファーのスーツから飛び出した牙が、触手を切り裂く。
あとは、音羽の剣で0コンマ数秒のウチに、女性の姿をした半妖がバラバラの肉片に変わった。

「そんな古い手を仕掛けてくるなんてね…ちょっと油断したかな。気をつけよっと」
すぐに歩き出す音羽。目の前の風景が、少し歪んだ気がした。
「あれ…疲れてるのかな…」すぐにまた歩き出す。

転がって溶けていく女性型半妖の頭部が呟いていた。
「くくくっ…まんまと掛かったな…『虚界の術』あの娘がどうなるか…楽しみだ」

音羽への術がその後大きく、彼女の日常を変えていくことに…、
音羽はまだ気づいていなかった。

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