2037.04.15
目次/このブログについて
※※※※※※※※※※ご注意※※※※※※※※※※
このサイトは、官能小説のホームページです。
18歳未満の方や官能小説に興味のない方には
ふさわしくない画像やコンテンツを含んでおりますので、
18歳未満の方の閲覧をお断り致します。
18歳未満の方は速やかに退出をお願いいたします。
退出
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
変態ヒロインが快楽に堕ち、破滅する短編・中編の官能小説を書いていきます。
※全てフィクションです(念のため)
(登場人物や団体名等は全くの架空であり、創作上のものですので、実在するものとは一切関係ありません。
万が一ご迷惑をお掛けし、ご指摘があった場合には、削除又は訂正させていただく場合があります)
誰にも、もちろん味方には絶対内緒で・・インターネットのチャットで性癖を晒し・・調教をお願いしてしまい・・しかしそれは敵の一味・・超ミニに着替えて満員電車に乗る・・痴漢待ち合わせ・・痴女行為・・本屋でのエロ本の立ち読み・・変身スーツの下にバイブ、ローターを仕込み・・変身スーツへの淫語落書き・・路上露出オナニー・・軽蔑、侮蔑を妄想しオナニー・・助けた少女への変態痴漢レズ・・ついに敵に性癖がバレ追いつめられ・・正義を語っていたのに・・雑魚に変態命乞い・・変態暴露マスクはぎ・・羞恥快楽のため敵の手先に・・コスチューム改造・・肉体改造・・仲間バレ・・破滅の快楽・・
--------------------------------------------------------------------
※最新記事は新しい順に並んでいます。
目次をクリックするとそのページから次へ次へで読めます。
佐緒里もまた続きを書く予定です。小絵もどんどん書きます
※2011/12 更新しました。
門馬小絵の場合 #3-5「確認」
【目次】
●連続もの(予定)
・変態ヒロイン本性暴きシリーズ
【門馬小絵の場合】(最初から全て表示する)
#3-1「最強」 , #3-2「予感」 , #3-3「真実」 , #3-4「自慰」
【水神音羽の場合】(最初から全て表示する)
#2-1「虚界」 ,#2-2「術中」 ,#2-3「術中2」 ,#2-4「同性」 ,#2-5「取引」 , #2-6「夢堕」 , #2-7「痴女」 , #2-8「痴女2」 , #2-9「生贄」 , #2-10「現実」
【新堂佐緒里の場合】(最初から全て表示する)
#1-1「活躍」 , #1-2「秘密」 , #1-3「告白」 ,#1-4「実行」 ,#1-5「始まり」 ,#1-6「堕落」
●読みきり短編
・強気女子校生痴漢堕ち 【オススメ】 (最初から全て表示する)
(1) , (2) , (3) , (4) ※ひとまず完結。もうちょっとだけ続くかもです
・貞淑人妻痴漢マゾ堕ち 【オススメ】(最初から全て表示する)
(1) , (2) ,(3) , (4) , (5) , (6) , (7) , (8) , (9) ※ひとまず完結。
・逆転世界 (最初から全て表示する)
(1) , (2) , (3) ※途中です
※「続きを読む」は作者後書きとなっています。
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※2011/12 更新しました。
門馬小絵の場合 #3-5「確認」
【目次】
●連続もの(予定)
・変態ヒロイン本性暴きシリーズ
【門馬小絵の場合】(最初から全て表示する)
#3-1「最強」 , #3-2「予感」 , #3-3「真実」 , #3-4「自慰」
【水神音羽の場合】(最初から全て表示する)
#2-1「虚界」 ,#2-2「術中」 ,#2-3「術中2」 ,#2-4「同性」 ,#2-5「取引」 , #2-6「夢堕」 , #2-7「痴女」 , #2-8「痴女2」 , #2-9「生贄」 , #2-10「現実」
【新堂佐緒里の場合】(最初から全て表示する)
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●読みきり短編
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2011.12.09
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 3-5 『確認』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 門馬小絵の場合
短編 # 3-5 『確認』
一度だけ…一度疼きを鎮めてしまえば…もう終わり…
こんなことは二度としないと誓った最強のジャスティレイファーの決意は、あっけなく打ち破られていた。
淫夢の後の妄想と、深い快楽を与えてくれる気持ちよすぎる自慰行為。
「一度だけ」は、「もう今回だけ」となり、やがて「疼きを鎮めるためだから」と言い訳し、毎日の常習になる頃には最初の罪悪感すら薄っぺらくすり減っていた。
はしたないマゾ牝豚として半妖相手に痴態をさらけ出し、浅ましい行為で隷属の言葉を繰り返しながら何度も絶頂を貪る記憶の底にいた母親の姿。それは、最強の退魔一族である門馬の誇りを汚すどころか、仲間達への立派な裏切り行為だった。
たとえ母親でも…絶対に許されない…
熱く燃える正義の心は母親の痴態を否定しても、それ以上にグツグツとたぎるマグマのような肉体の疼きに耐え切れず、毎夜あっさりと股間に手が伸びてしまう。
淫夢にうなされ目を覚ますと、股間は既にぐっしょりと染みが広がっている。大きく脚を開くと、すぐにそのぐしょっと沈む染みの中心に指先で刺激を送り始める。
あぁ…どうして…あんなこと…半妖相手に…んんふぅっ
絶対…許されない…っ! これは…違う、疼きを鎮めるためだけ…
んん〜っ、ん、ん〜〜〜〜〜っ!
ヌルヌルと湧き出す淫汁を絡みつかせながら、今度は下着の中へ、指先が侵入していく。充血して肥大したクリトリスに辿りつくと、指先2本で挟むように細かく動かし扱き始める。繰り返すオナニーの中で開発したいちばん気持ちいいやり方だった。夢の内容を思い起こしながらこれをしてやれば、あっという間に絶頂まで到達できた。
ピチャピチャぴちゃぴちゃと、リズミカルになる卑猥な水音がさらに興奮を掻き立てる
ん、ん、んっ、あ、あ、あ!
クリ、クリが、クリが、んぁ!
イク! イク! イク! イックゥ〜〜〜〜〜〜〜ッ!
痴夢を思い出しながら、脚を大きく開きピンと伸ばして体中を痙攣させる自慰アクメ。
絶頂まで達すれば、すぐに半妖への憎しみが沸き上がってくる。
はぁはぁはぁ…はぁはぁ…
半妖…絶対に…許せない…
なんで…あんな…
母親をあんなふうに変えてしまった半妖を絶対に許さない。
疼きを鎮めるために、しているだけ…。
半妖への憎しみの気持ちは揺るがなかったが、毎日のオナニーを繰り返す中で、この疼きの正体が何なのか、母親はどうしてあんなふうに堕ちたのか? 小絵はそれを確かめたいと思うようになっていた。
ある日の午後−−。
逢魔が時と呼ばれる、夕と夜の間。
小絵は、ある思いつきを行動に移そうとしていた。
あの行為はいったい… マゾ牝豚って…
うっすらと、思い当たることはあった。それを確認するため小絵は、ひと気のない商店街の古本屋に足を伸ばす。昔一度だけ、古い文献を探しに訪れたことがあった。その時の記憶通りなら、この時間の店はお婆さんがひとりきりで番をしていて、"そういう本"も、あるはずだった。
これは前と同じ、半妖との戦いのための…
調査のための資料探し…
そう言い聞かせ店内に入ると、古い本を眺めるふりをしながら、店内の様子を伺う。店番のお婆さん。他に客は誰もいない。心臓の鼓動が早くなるのを感じながら、奥のコーナーへ足を踏み入れる。卑猥なSM系の画報が積み上げられたアダルトコーナー。
すぐに終わらせなきゃ…
何冊か本を手に取りペラペラとめくってみる。女性たちの浅ましい痴態の数々と、卑猥すぎる文言が並ぶ。その中でもひときわ淫らな「SM淫獄」、その画報に手を伸ばし、ページをめくってみる。1ページ1ページ釘付けになり、記憶の底にいた母親の姿と重ねてしまう。
・性器改造と隷属タトゥーで最下層の豚に堕ちたマゾ教師
・野外調教で理性が吹き飛ぶ最低マゾセレブの変態行為告白
・豚鼻責めされ飲尿にむせび泣く哀れな下僕の隷従女上司
性器に付けられたピアスを引っ張られ悦びの表情を浮かべる女性…。公園の男子トイレで全身に落書きを施され、男性便器に舌を伸ばす女性の歪んだ表情…。鼻にフックがかけられ首輪をされて男性の小便を浴び自ら口を広げる女性…。
強烈な写真と語句が飛び込んできて、小絵の脳へとズブズブに侵食していく。
これが…マゾ…。マゾ牝豚…
こんなこと…やっぱり、ありえない
でも…お母さんは…
あの時の母親の蕩けた表情と同じ何かが、そこには写っていた。
ページを捲るたび身体が熱くなり、立っているのがやっとというほどに、脚が震えだす。思わずスカートの中で太ももをこすり合わせようとしたその時、入り口の方から、ガラガラと引き戸の開く音がした。
あっ!!
慌ててそのコーナーを出ていく小絵は、しっかりとその本を手に持っていた。
入ってきた中年男性が、アダルトコーナーから出てきた小絵に好奇の目線を向ける。
これは…調査のため…だから…
必死で本を隠しながら男性とすれ違う。ジロジロと眺め回されながら、心臓の鼓動はよりいっそう早くなり、本の中の女性と同族になったような気分に襲われる。何度もレジの前を往復したあと、やっと震える手で本を差し出す。店主のお婆さんの会計が終わると、走り去るようにその店を飛び出した。
あの男性に本を見られたかもしれない…
これは調査だから…これで…きっと分かる…
なんでお母さんがあんな風に…
商店街から遠く離れもう大丈夫だと思った頃、閑静な住宅街の入口に差し掛かると、そこには小さな公園があった。静かな風が吹く、何の変哲もない住宅街の公園。今はそれが秘密を隠した場所のように感じられ、言いようも無いほど胸がざわめいた。
本を立ち読みしていたときから、既に身体は熱くなり、股間はドロドロに蕩けていた。下着はぐっしょりと漏らした蜜で染みを作り、あそこが開きヒクついてしまっているのが自分でも分かる。
これを鎮めたい…それだけ…
少しだけなら…
生唾を飲み込み…辺りを見回す。公園の中へと歩いて行く。それだけで、胸の高鳴りはどんどんと速度を上げていき止まらなくなる。やがて、薄汚れた公衆トイレの入り口が近づく。普段であれば、用をたすことも憚られる公衆トイレが、不思議と汚い場所とは感じなかった。
そして、トイレの入口に立った時。
本の中の女性に自分を置き換えていた小絵は、自分がどういう行動を取るか分かっていた。そのための言い訳を、頭の中で確認する。
確かめて…みるだけ…
男子トイレを…借りるだけだから…
訳のわからない言い訳をしながら、男子トイレに足を踏み入れる。
プシュッ
一歩踏み出しただけで、背徳行為の緊張に股間が反応し蜜を吹き出し、下着越しに垂れそうなほど濡れてしまっている。フラフラと歩きながら個室に入ると鍵をかけ、扉に寄りかかりながら本を取り出し、片手でめくる。
あぁ…すごい…
私…私… しちゃうの?
ううん…違う、確かめてみるだけ…
決まりきったように万能な言い訳を思い浮かべると、すぐに片手はスカートの中、下着の中に忍び込み、ヌルッとしたクリを指先で挟み込む。そして、お得意の扱き。
ひぃいい!
あ、あぁっ! あうぅうう
イイ、いいっ…んんぁ、だめっ、イイっ!
立っているのもままならず、今度は閉じた洋式便座の上に本を置くと、しゃがみ込んでスカートを捲り、それを口にくわえることで声を漏らさないようにしながら、片手でクリを扱き、片手で胸を浅ましく貪る。
んむぅう〜っ! んんんんんっ
(あぁ…すごい、今までより全然っ! すごいぃ!)
んんむっ!んむぅ! ん〜〜〜〜っ!
(なんで、こんなにっ! だめ、だめ、っだめ、こんな場所で)
んんんんん! んんんんん!
(でもイイ、すごい、イキたい!イキそう!イキそう!)
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
しゃがみ込んで淫らな自慰を続けながら、強烈な快感が全身を貫く。
声を漏らさぬようにくわえているスカートももどかしくなる。
(も、もういい! 聞かれてもいい、思い切りイキたい!)
んはぁ、あぁ、あぁ、イイ、イイ、イクッ! イクぅ〜〜〜ッ!
スカートを離し、解放されたアクメに浸るとその場にへたり込み、扉に寄りかかる。淫獄の炎に焼かれ脳を溶かしながら、小絵はマゾ豚という単語を思い浮かべていた。
短編 # 3-5 『確認』
一度だけ…一度疼きを鎮めてしまえば…もう終わり…
こんなことは二度としないと誓った最強のジャスティレイファーの決意は、あっけなく打ち破られていた。
淫夢の後の妄想と、深い快楽を与えてくれる気持ちよすぎる自慰行為。
「一度だけ」は、「もう今回だけ」となり、やがて「疼きを鎮めるためだから」と言い訳し、毎日の常習になる頃には最初の罪悪感すら薄っぺらくすり減っていた。
はしたないマゾ牝豚として半妖相手に痴態をさらけ出し、浅ましい行為で隷属の言葉を繰り返しながら何度も絶頂を貪る記憶の底にいた母親の姿。それは、最強の退魔一族である門馬の誇りを汚すどころか、仲間達への立派な裏切り行為だった。
たとえ母親でも…絶対に許されない…
熱く燃える正義の心は母親の痴態を否定しても、それ以上にグツグツとたぎるマグマのような肉体の疼きに耐え切れず、毎夜あっさりと股間に手が伸びてしまう。
淫夢にうなされ目を覚ますと、股間は既にぐっしょりと染みが広がっている。大きく脚を開くと、すぐにそのぐしょっと沈む染みの中心に指先で刺激を送り始める。
あぁ…どうして…あんなこと…半妖相手に…んんふぅっ
絶対…許されない…っ! これは…違う、疼きを鎮めるためだけ…
んん〜っ、ん、ん〜〜〜〜〜っ!
ヌルヌルと湧き出す淫汁を絡みつかせながら、今度は下着の中へ、指先が侵入していく。充血して肥大したクリトリスに辿りつくと、指先2本で挟むように細かく動かし扱き始める。繰り返すオナニーの中で開発したいちばん気持ちいいやり方だった。夢の内容を思い起こしながらこれをしてやれば、あっという間に絶頂まで到達できた。
ピチャピチャぴちゃぴちゃと、リズミカルになる卑猥な水音がさらに興奮を掻き立てる
ん、ん、んっ、あ、あ、あ!
クリ、クリが、クリが、んぁ!
イク! イク! イク! イックゥ〜〜〜〜〜〜〜ッ!
痴夢を思い出しながら、脚を大きく開きピンと伸ばして体中を痙攣させる自慰アクメ。
絶頂まで達すれば、すぐに半妖への憎しみが沸き上がってくる。
はぁはぁはぁ…はぁはぁ…
半妖…絶対に…許せない…
なんで…あんな…
母親をあんなふうに変えてしまった半妖を絶対に許さない。
疼きを鎮めるために、しているだけ…。
半妖への憎しみの気持ちは揺るがなかったが、毎日のオナニーを繰り返す中で、この疼きの正体が何なのか、母親はどうしてあんなふうに堕ちたのか? 小絵はそれを確かめたいと思うようになっていた。
ある日の午後−−。
逢魔が時と呼ばれる、夕と夜の間。
小絵は、ある思いつきを行動に移そうとしていた。
あの行為はいったい… マゾ牝豚って…
うっすらと、思い当たることはあった。それを確認するため小絵は、ひと気のない商店街の古本屋に足を伸ばす。昔一度だけ、古い文献を探しに訪れたことがあった。その時の記憶通りなら、この時間の店はお婆さんがひとりきりで番をしていて、"そういう本"も、あるはずだった。
これは前と同じ、半妖との戦いのための…
調査のための資料探し…
そう言い聞かせ店内に入ると、古い本を眺めるふりをしながら、店内の様子を伺う。店番のお婆さん。他に客は誰もいない。心臓の鼓動が早くなるのを感じながら、奥のコーナーへ足を踏み入れる。卑猥なSM系の画報が積み上げられたアダルトコーナー。
すぐに終わらせなきゃ…
何冊か本を手に取りペラペラとめくってみる。女性たちの浅ましい痴態の数々と、卑猥すぎる文言が並ぶ。その中でもひときわ淫らな「SM淫獄」、その画報に手を伸ばし、ページをめくってみる。1ページ1ページ釘付けになり、記憶の底にいた母親の姿と重ねてしまう。
・性器改造と隷属タトゥーで最下層の豚に堕ちたマゾ教師
・野外調教で理性が吹き飛ぶ最低マゾセレブの変態行為告白
・豚鼻責めされ飲尿にむせび泣く哀れな下僕の隷従女上司
性器に付けられたピアスを引っ張られ悦びの表情を浮かべる女性…。公園の男子トイレで全身に落書きを施され、男性便器に舌を伸ばす女性の歪んだ表情…。鼻にフックがかけられ首輪をされて男性の小便を浴び自ら口を広げる女性…。
強烈な写真と語句が飛び込んできて、小絵の脳へとズブズブに侵食していく。
これが…マゾ…。マゾ牝豚…
こんなこと…やっぱり、ありえない
でも…お母さんは…
あの時の母親の蕩けた表情と同じ何かが、そこには写っていた。
ページを捲るたび身体が熱くなり、立っているのがやっとというほどに、脚が震えだす。思わずスカートの中で太ももをこすり合わせようとしたその時、入り口の方から、ガラガラと引き戸の開く音がした。
あっ!!
慌ててそのコーナーを出ていく小絵は、しっかりとその本を手に持っていた。
入ってきた中年男性が、アダルトコーナーから出てきた小絵に好奇の目線を向ける。
これは…調査のため…だから…
必死で本を隠しながら男性とすれ違う。ジロジロと眺め回されながら、心臓の鼓動はよりいっそう早くなり、本の中の女性と同族になったような気分に襲われる。何度もレジの前を往復したあと、やっと震える手で本を差し出す。店主のお婆さんの会計が終わると、走り去るようにその店を飛び出した。
あの男性に本を見られたかもしれない…
これは調査だから…これで…きっと分かる…
なんでお母さんがあんな風に…
商店街から遠く離れもう大丈夫だと思った頃、閑静な住宅街の入口に差し掛かると、そこには小さな公園があった。静かな風が吹く、何の変哲もない住宅街の公園。今はそれが秘密を隠した場所のように感じられ、言いようも無いほど胸がざわめいた。
本を立ち読みしていたときから、既に身体は熱くなり、股間はドロドロに蕩けていた。下着はぐっしょりと漏らした蜜で染みを作り、あそこが開きヒクついてしまっているのが自分でも分かる。
これを鎮めたい…それだけ…
少しだけなら…
生唾を飲み込み…辺りを見回す。公園の中へと歩いて行く。それだけで、胸の高鳴りはどんどんと速度を上げていき止まらなくなる。やがて、薄汚れた公衆トイレの入り口が近づく。普段であれば、用をたすことも憚られる公衆トイレが、不思議と汚い場所とは感じなかった。
そして、トイレの入口に立った時。
本の中の女性に自分を置き換えていた小絵は、自分がどういう行動を取るか分かっていた。そのための言い訳を、頭の中で確認する。
確かめて…みるだけ…
男子トイレを…借りるだけだから…
訳のわからない言い訳をしながら、男子トイレに足を踏み入れる。
プシュッ
一歩踏み出しただけで、背徳行為の緊張に股間が反応し蜜を吹き出し、下着越しに垂れそうなほど濡れてしまっている。フラフラと歩きながら個室に入ると鍵をかけ、扉に寄りかかりながら本を取り出し、片手でめくる。
あぁ…すごい…
私…私… しちゃうの?
ううん…違う、確かめてみるだけ…
決まりきったように万能な言い訳を思い浮かべると、すぐに片手はスカートの中、下着の中に忍び込み、ヌルッとしたクリを指先で挟み込む。そして、お得意の扱き。
ひぃいい!
あ、あぁっ! あうぅうう
イイ、いいっ…んんぁ、だめっ、イイっ!
立っているのもままならず、今度は閉じた洋式便座の上に本を置くと、しゃがみ込んでスカートを捲り、それを口にくわえることで声を漏らさないようにしながら、片手でクリを扱き、片手で胸を浅ましく貪る。
んむぅう〜っ! んんんんんっ
(あぁ…すごい、今までより全然っ! すごいぃ!)
んんむっ!んむぅ! ん〜〜〜〜っ!
(なんで、こんなにっ! だめ、だめ、っだめ、こんな場所で)
んんんんん! んんんんん!
(でもイイ、すごい、イキたい!イキそう!イキそう!)
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
しゃがみ込んで淫らな自慰を続けながら、強烈な快感が全身を貫く。
声を漏らさぬようにくわえているスカートももどかしくなる。
(も、もういい! 聞かれてもいい、思い切りイキたい!)
んはぁ、あぁ、あぁ、イイ、イイ、イクッ! イクぅ〜〜〜ッ!
スカートを離し、解放されたアクメに浸るとその場にへたり込み、扉に寄りかかる。淫獄の炎に焼かれ脳を溶かしながら、小絵はマゾ豚という単語を思い浮かべていた。
2011.11.28
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 3-4 『自慰』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 門馬小絵の場合
短編 # 3-4 『自慰』
近頃頻発していた人さらいの首謀者である半妖は倒され、いったん、半妖の活動も普段通り程度に落ち着き、ひとまずジャスティレイファーにも普段通りの日々が戻ってきた。
……ただひとつの、変化を除けば。
強力な半妖の住処に単身乗り込み、退治したことで、さらに門馬小絵の名はジャスティレイファーや素質者たちの間に広まることとなった。最強のジャスティレイファー門馬小絵。どんな半妖にも決して負けない切り札。
しかし、広がる名声とは裏腹に、門馬小絵には決定的な変化が生じていた。
あれ以来…なんだかおかしい…
小絵自身も、その変化を敏感に感じ取り、また戸惑いを覚えていた。
近頃繰り返し見る夢。
母親が自らの悲壮な決意と共に、半妖の前に立ちふさがり、幼い自分を逃がしてくれた夢。今までの夢は、そこまでだった。だが、先日の戦いの際に半妖から聞かされた内容…。それは、自ら封印していた本当の記憶。あの夢の続き。浅ましすぎる母親の姿。
夢は今までのように、母親が自分を逃がすシーンでは終わらなくなった。必ず、その後のシーンも含むようになっていた。もしくは、その後のシーンのみがくっきりと再生される日もあった。むしろ、その方が多くなっていたかもしれない。
どうして…早苗お母さん…どうして…
半妖が語った内容、夢の内容は、確かに嘘ではなかった。確実に、幼いあの日、この目で見た光景に間違い無かった。今まで修業の日々の中で封印し、決して思い出さなかった記憶。それが今は、夢となって鮮明にまざまざと見せつけられる。
優しくて、強くて、憧れだった母。その母が…。小絵を逃したことを確認すると…母親はうっとりと、媚を売る女の顔に変わった。迫る半妖の触手に、攻撃も逃げもしない。ただ身体を任せ、服を脱がされていく。下着も付けず露わになった身体は、心なしか紅潮しているようでもあった。
そして、うっとりとたたずむ母に向かって、半妖がゆっくりと歩いて行く。間合いを詰める。やはり母親は戦う素振りもない。それどころか、その半妖である白衣の男が近づくと、母は四つん這いとなり、立ったままの半妖の足元へ顔を近づけ舌を伸ばしていった。
その時、半妖が口にした言葉は、少し離れた場所で隠れて見ていた小絵にも、ハッキリと聞き取れた。
『挨拶はどうした?』
そして、決して聞きたくなかった信じられない一言を、母親は口にした。
「あぁ、はい…。ど、どうか…今日も…浅ましいこの豚、変態マゾ牝豚早苗にお仕置きをくださいませっ」
変態マゾ牝豚。その言葉の意味するところは分からなかったが、母親の姿はひどく惨めなものに感じられ、半妖や、あるいは人間以下の存在にまで自らの身を堕としていることを感じさせるのに充分であった。
そして、小絵の目からもハッキリと見えた。
四つん這いになり高々と上げられたお尻の間、艶かしく覗く母親の秘裂が、既にじくじくと濃い汁を漏らし太ももまで濡らし、卑猥な言葉を口にして半妖の足に舌を伸ばすたび、さらに溢れさせていたことが。
どうして…? 早苗お母さん…。なんで…半妖なんかに…っ
決してもう答えのでない疑問。そして惨めな母親に対する口惜しさと、真実を知ってしまった、思い出したくないことを思い出してしまった後悔。こんな姿など、こんな記憶など見たくなかった。
母親は自分にとって絶対の存在だと思っていた。その母親の仇のために、これまで全てを捨てて修行に打ち込んできた。自らの信念を揺るがす事態に、答えの無い疑問を繰り返す毎日。それでも…夢は決して小絵を逃さなかった。
繰り返し母親の痴態を見る淫夢の日々。
繰り返すたびより鮮明に、より細部まで、浅ましい母親の姿が夢になって現れる。
その中で、小絵の疑問もまた、変化していた。
そんなに…よかったの?
小絵にとっては、決して踏み入れたくも無い疑問であった。だが、答えの出ない状況で繰り返し襲ってくる夢に対して解決を求めるには、その問いを発してみるしか無かった。
早苗お母さん…あんなに普段から厳しく…半妖と戦ってきたのに…
あの行為が…そんなに…、全てを…私を捨てるほど…よかったの?
その答えを追い求めることは、小絵のもう一つの変化、決して認めたくない変化を認めてしまうことでもあった。
夢を見て起きるたび、熱くなっている自分の身体と…股間。母親の痴態を見て、嫌悪感どころか、ドキドキと胸が高鳴ってしまっていたこと。夢を見て目を覚ますたび、下着は汚れ、替えなくてはいけなかった。
あの日、母親はひとしきり足に奉仕したあと、今度は白衣のまま目の前に立つ半妖に向かって、M字に脚を開いて地面に座り直した。半妖には母のあられもない姿が丸見えになっているはずだった。白衣の半妖が下卑た笑みを浮かべると、触手を母の眼前に伸ばしていく。母はうっとりと鼻を鳴らし、それを口に含むと、愛おしそうにイヤらしい音を立てて舐め回しながら、自らの下半身に手を伸ばし、自慰をし始めたのである。
小絵にももう、その行為、オナニーのことは理解できた。
だが、半妖に奉仕しながらそんな行為に耽るなど、決して理解出来ない、認められないことであった。もちろん、そんな行為を想像し、思い出しながらすることも同様である。
だが、夢を見て起きると下半身は甘く痺れ、股間はぐっしょりと湿ってしまっていた。これを…どうにか治めたい。何日も我慢していたそれは、既に限界を迎えていた。
自らの手が太ももに伸び、さすり始めてしまう。
ちょっと…だけ…なら…
これを…治めなきゃ…だから、それだけ…少しだけなら…
小絵の鍛錬された鋼のような精神の、まずいちばん外側の防壁が、今まさに小さな穴から決壊しようとしていた。そのことは、小絵自身もよく分かっていた。分かっていて、その誘惑と葛藤と戦い、何日も戦い続けたのち、繰り返し見る夢によってもたらされる肉の疼きに、とうとう敗北したのである。
ほんの少し…だけ…。一回…だけ…。
自室のベッドの上、部屋着のワンピースの裾をまくり…太ももから…内股へと手が差し込まれていく。しばらくはためらうように内ももを揉んでいた指が、ついに…下着の上から股間をなぞり始める。
んふっ!はぁっ…んはぁ
す、すごい…んんっっ
既に火照りきっていた身体は、指先の刺激ひとつで簡単に燃え上がる。
小絵の人差し指は、下着の上から割れ目の往復をやめられなくなっていた。
はっ…はぁっ…はぁっ…はぁはぁっ
はしたない言葉を発する母親の痴態、そして半妖の触手。
決して妄想の材料にしてはいけないシーンを思い出しながら、指が止まらない。
人差し指の指先をくの字にしてしまい、何度もくにくにと秘裂を押し込むと、その代わりにじゅくじゅくとイヤらしい液が溢れ、下着をぐちょぐちょにする。
小絵は脚を大きく開き、やがて口も開きながら、指先の動きに酔いしれていた。
んはぁぁ、いいっ、だめぇ、こんなの、ああはあっ、あ、あ、あっ…
片手の指を自らの口に入れ、母親がしゃぶっていた触手に見立てて舐めてしまう。
そしてもう片手の指は、割れ目では飽き足りなくなり、ついに下着の上からクリを押しつぶし、ぐにぐにとこすり始めてしまう。
ひゃ、あぁあんっ、んはあ、ダメッ、ダメッ、だめぇ
言葉とは裏腹に、指の動きはどんどん激しくなり、脚はカエルのようにイヤらしく大きく開いてしまう。
違う、これは、試しているだけっ…
夢をおさめるためだけっ…だからっ
半妖と母の痴態を思い出しながらの自慰に言い訳の免罪符を自ら与えてしまうと、後はもうあっという間だった。
あぁ〜っイイ、んふんっはぁあ、んはぁ、あ〜〜んっ
左手の指に激しくしゃぶり付き、右手を股間で激しく動かす。
既に下着は意味を成さないほど濡れて透け、その上で動く指に反応してぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てていた。
んむぅっ…はぁあん、ん、んん〜〜っ、あっ! イイ、ダメ、いいのっ
あ、あぁ〜イイっ、私、ダメ、だめぇ、あ、イッちゃう
猛烈なラストスパートをかけ、下着の上からクリを苛め抜く。
激しく浅ましい速さで往復する指先。
大波のような初めての快感に襲われ、小絵は我を忘れて大声をあげていた。
イイ! イイっ! んはぁ! イイ〜〜〜っ!
イクっ! あぁダメもうっ! イクっ! イク〜〜〜〜〜〜っっ!
身体をびくびくと痙攣させ、やがてぐったりと余韻に浸る。
初めてのオナニーの快感に驚きながら、激しい罪悪感に襲われながらも、小絵はこれでもう大丈夫と、根拠のない言い訳をしていた。
はぁ…はぁ…はぁ…
大丈夫…これで…治まるから…一回だけ…だから…
あぁ…すご…かった…
どんなに硬い鋼でも、ひとつ穴が開いてしまえば、そこからは脆い。
たった一度、治めるためだけ、そう思っても、肉体はそうはいかない。
小絵自身そのことを半ば感じていながら、今はただ、妄想オナニーの余韻に浸り続けていた。
短編 # 3-4 『自慰』
近頃頻発していた人さらいの首謀者である半妖は倒され、いったん、半妖の活動も普段通り程度に落ち着き、ひとまずジャスティレイファーにも普段通りの日々が戻ってきた。
……ただひとつの、変化を除けば。
強力な半妖の住処に単身乗り込み、退治したことで、さらに門馬小絵の名はジャスティレイファーや素質者たちの間に広まることとなった。最強のジャスティレイファー門馬小絵。どんな半妖にも決して負けない切り札。
しかし、広がる名声とは裏腹に、門馬小絵には決定的な変化が生じていた。
あれ以来…なんだかおかしい…
小絵自身も、その変化を敏感に感じ取り、また戸惑いを覚えていた。
近頃繰り返し見る夢。
母親が自らの悲壮な決意と共に、半妖の前に立ちふさがり、幼い自分を逃がしてくれた夢。今までの夢は、そこまでだった。だが、先日の戦いの際に半妖から聞かされた内容…。それは、自ら封印していた本当の記憶。あの夢の続き。浅ましすぎる母親の姿。
夢は今までのように、母親が自分を逃がすシーンでは終わらなくなった。必ず、その後のシーンも含むようになっていた。もしくは、その後のシーンのみがくっきりと再生される日もあった。むしろ、その方が多くなっていたかもしれない。
どうして…早苗お母さん…どうして…
半妖が語った内容、夢の内容は、確かに嘘ではなかった。確実に、幼いあの日、この目で見た光景に間違い無かった。今まで修業の日々の中で封印し、決して思い出さなかった記憶。それが今は、夢となって鮮明にまざまざと見せつけられる。
優しくて、強くて、憧れだった母。その母が…。小絵を逃したことを確認すると…母親はうっとりと、媚を売る女の顔に変わった。迫る半妖の触手に、攻撃も逃げもしない。ただ身体を任せ、服を脱がされていく。下着も付けず露わになった身体は、心なしか紅潮しているようでもあった。
そして、うっとりとたたずむ母に向かって、半妖がゆっくりと歩いて行く。間合いを詰める。やはり母親は戦う素振りもない。それどころか、その半妖である白衣の男が近づくと、母は四つん這いとなり、立ったままの半妖の足元へ顔を近づけ舌を伸ばしていった。
その時、半妖が口にした言葉は、少し離れた場所で隠れて見ていた小絵にも、ハッキリと聞き取れた。
『挨拶はどうした?』
そして、決して聞きたくなかった信じられない一言を、母親は口にした。
「あぁ、はい…。ど、どうか…今日も…浅ましいこの豚、変態マゾ牝豚早苗にお仕置きをくださいませっ」
変態マゾ牝豚。その言葉の意味するところは分からなかったが、母親の姿はひどく惨めなものに感じられ、半妖や、あるいは人間以下の存在にまで自らの身を堕としていることを感じさせるのに充分であった。
そして、小絵の目からもハッキリと見えた。
四つん這いになり高々と上げられたお尻の間、艶かしく覗く母親の秘裂が、既にじくじくと濃い汁を漏らし太ももまで濡らし、卑猥な言葉を口にして半妖の足に舌を伸ばすたび、さらに溢れさせていたことが。
どうして…? 早苗お母さん…。なんで…半妖なんかに…っ
決してもう答えのでない疑問。そして惨めな母親に対する口惜しさと、真実を知ってしまった、思い出したくないことを思い出してしまった後悔。こんな姿など、こんな記憶など見たくなかった。
母親は自分にとって絶対の存在だと思っていた。その母親の仇のために、これまで全てを捨てて修行に打ち込んできた。自らの信念を揺るがす事態に、答えの無い疑問を繰り返す毎日。それでも…夢は決して小絵を逃さなかった。
繰り返し母親の痴態を見る淫夢の日々。
繰り返すたびより鮮明に、より細部まで、浅ましい母親の姿が夢になって現れる。
その中で、小絵の疑問もまた、変化していた。
そんなに…よかったの?
小絵にとっては、決して踏み入れたくも無い疑問であった。だが、答えの出ない状況で繰り返し襲ってくる夢に対して解決を求めるには、その問いを発してみるしか無かった。
早苗お母さん…あんなに普段から厳しく…半妖と戦ってきたのに…
あの行為が…そんなに…、全てを…私を捨てるほど…よかったの?
その答えを追い求めることは、小絵のもう一つの変化、決して認めたくない変化を認めてしまうことでもあった。
夢を見て起きるたび、熱くなっている自分の身体と…股間。母親の痴態を見て、嫌悪感どころか、ドキドキと胸が高鳴ってしまっていたこと。夢を見て目を覚ますたび、下着は汚れ、替えなくてはいけなかった。
あの日、母親はひとしきり足に奉仕したあと、今度は白衣のまま目の前に立つ半妖に向かって、M字に脚を開いて地面に座り直した。半妖には母のあられもない姿が丸見えになっているはずだった。白衣の半妖が下卑た笑みを浮かべると、触手を母の眼前に伸ばしていく。母はうっとりと鼻を鳴らし、それを口に含むと、愛おしそうにイヤらしい音を立てて舐め回しながら、自らの下半身に手を伸ばし、自慰をし始めたのである。
小絵にももう、その行為、オナニーのことは理解できた。
だが、半妖に奉仕しながらそんな行為に耽るなど、決して理解出来ない、認められないことであった。もちろん、そんな行為を想像し、思い出しながらすることも同様である。
だが、夢を見て起きると下半身は甘く痺れ、股間はぐっしょりと湿ってしまっていた。これを…どうにか治めたい。何日も我慢していたそれは、既に限界を迎えていた。
自らの手が太ももに伸び、さすり始めてしまう。
ちょっと…だけ…なら…
これを…治めなきゃ…だから、それだけ…少しだけなら…
小絵の鍛錬された鋼のような精神の、まずいちばん外側の防壁が、今まさに小さな穴から決壊しようとしていた。そのことは、小絵自身もよく分かっていた。分かっていて、その誘惑と葛藤と戦い、何日も戦い続けたのち、繰り返し見る夢によってもたらされる肉の疼きに、とうとう敗北したのである。
ほんの少し…だけ…。一回…だけ…。
自室のベッドの上、部屋着のワンピースの裾をまくり…太ももから…内股へと手が差し込まれていく。しばらくはためらうように内ももを揉んでいた指が、ついに…下着の上から股間をなぞり始める。
んふっ!はぁっ…んはぁ
す、すごい…んんっっ
既に火照りきっていた身体は、指先の刺激ひとつで簡単に燃え上がる。
小絵の人差し指は、下着の上から割れ目の往復をやめられなくなっていた。
はっ…はぁっ…はぁっ…はぁはぁっ
はしたない言葉を発する母親の痴態、そして半妖の触手。
決して妄想の材料にしてはいけないシーンを思い出しながら、指が止まらない。
人差し指の指先をくの字にしてしまい、何度もくにくにと秘裂を押し込むと、その代わりにじゅくじゅくとイヤらしい液が溢れ、下着をぐちょぐちょにする。
小絵は脚を大きく開き、やがて口も開きながら、指先の動きに酔いしれていた。
んはぁぁ、いいっ、だめぇ、こんなの、ああはあっ、あ、あ、あっ…
片手の指を自らの口に入れ、母親がしゃぶっていた触手に見立てて舐めてしまう。
そしてもう片手の指は、割れ目では飽き足りなくなり、ついに下着の上からクリを押しつぶし、ぐにぐにとこすり始めてしまう。
ひゃ、あぁあんっ、んはあ、ダメッ、ダメッ、だめぇ
言葉とは裏腹に、指の動きはどんどん激しくなり、脚はカエルのようにイヤらしく大きく開いてしまう。
違う、これは、試しているだけっ…
夢をおさめるためだけっ…だからっ
半妖と母の痴態を思い出しながらの自慰に言い訳の免罪符を自ら与えてしまうと、後はもうあっという間だった。
あぁ〜っイイ、んふんっはぁあ、んはぁ、あ〜〜んっ
左手の指に激しくしゃぶり付き、右手を股間で激しく動かす。
既に下着は意味を成さないほど濡れて透け、その上で動く指に反応してぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てていた。
んむぅっ…はぁあん、ん、んん〜〜っ、あっ! イイ、ダメ、いいのっ
あ、あぁ〜イイっ、私、ダメ、だめぇ、あ、イッちゃう
猛烈なラストスパートをかけ、下着の上からクリを苛め抜く。
激しく浅ましい速さで往復する指先。
大波のような初めての快感に襲われ、小絵は我を忘れて大声をあげていた。
イイ! イイっ! んはぁ! イイ〜〜〜っ!
イクっ! あぁダメもうっ! イクっ! イク〜〜〜〜〜〜っっ!
身体をびくびくと痙攣させ、やがてぐったりと余韻に浸る。
初めてのオナニーの快感に驚きながら、激しい罪悪感に襲われながらも、小絵はこれでもう大丈夫と、根拠のない言い訳をしていた。
はぁ…はぁ…はぁ…
大丈夫…これで…治まるから…一回だけ…だから…
あぁ…すご…かった…
どんなに硬い鋼でも、ひとつ穴が開いてしまえば、そこからは脆い。
たった一度、治めるためだけ、そう思っても、肉体はそうはいかない。
小絵自身そのことを半ば感じていながら、今はただ、妄想オナニーの余韻に浸り続けていた。
2011.11.24
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 3-3 『真実』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 門馬小絵の場合
短編 # 3-3 『真実』
お母さんの仇…絶対に…
今度こそ…敵はあの男、白衣の青年かもしれない…
私ひとりだって、絶対に倒してみせる…
今回の討伐にかける小絵の気持ちには鬼気迫るものがあった。戦いに集中するため、その場所へはひとりで向かうと告げ、サポートは一切断った。
夕刻。調査によって判明した、その半妖が堂々と住み着いている街外れの廃ビルへと辿り着いたとき、小絵はその覚悟によって心身ともに最高の状態を迎えていた。
周りから隔絶されたようにひっそりと建ち、放置されたまま朽ち果てている雑居ビルの成れの果ての姿。時間が止まったまま手入れのされていない外観は醜く汚れ、そこが人間から見放された場所であることを物語っていた。
まるで半妖の巣…醜い場所…
すべて…消滅させる…私は絶対に負けない…
変身!
眩い光と共に、小絵はジャスティレイファーの強化スーツに身を包む。
その光の気配を感じ取ったのか、廃ビルの中はにわかに騒がしくなり、早くも数匹の雑魚半妖が、入り口からワラワラと溢れ出てくる。
「ンギギギギィ」
「覚悟!」
「グウアアァッ」
小絵が走りだし攻撃を仕掛けると、為す術なく雑魚半妖たちは消滅する。
入り口を突破。廃ビルの中へと踏み込む。
中には更に数十匹の雑魚半妖たち。小絵の周囲を取り囲む。
「ングググ…ジャスティレイファーめ…終わりだ」
一斉に飛びかかる雑魚半妖。そのすべてを一蹴する小絵。
「たぁああっ!」
「ンギャァアア」
ズシュゥーー。全ての半妖が倒される。
「こんな程度? 私は負けないっ!」
すぐに階段を登り、雑魚半妖を倒し続けながら、最上階を目指す。
上から、禍々しい半妖の気配を感じる… たとえ罠だろうと…
私は…あの男を、倒す
廃ビルの最上階は異様な姿に変貌していた。元の壁が見えなくなるほど、まるで半妖の内蔵のように肉壁が辺りと同化し、グロテスクな形状となっている。そして……、禍々しい気配。小絵は部屋の中へと突入する。
「こんなところまで何の用?」
イマドキ風の格好をした若い男性が、部屋の中心に座っている。気配は間違いなく半妖。だが、あの白衣の青年では無かった。
「今回も…違った…」
「あれ…誰か探してたの? おねーさん」
チャラチャラとした雰囲気ではあるが、間違いなく半妖としての実力は今までの相手以上。決して油断せず、慎重に間合いを取る。
「罪のない女性たちを…絶対に許さない」
「女性たち? ああ…アレね。ちょっと手は加えさせてもらったけど、みんな楽しくやってるよ」
男が壁のほうを指差すと、肉の壁が蠢き隣の部屋と繋がる。
その部屋では、信じられない光景が繰り広げられていた。
数十人と集められた女性たちが、みなそれぞれ身体の一部を醜く改造され、裸で絡みあい快楽を貪っている。股間に男性器状のモノを生やされた女性、乳房が上半身より大きく膨らんでいる女性、乳首が指ほどの大きさになっている女性…それらを舐め合い、扱き合い、出し入れし合う。絶え間なく漏れ聞こえる卑猥な音、淫らな嬌声と、絶頂を告げる叫びがあちこちから断続的にあがっていた。
「あぁ〜〜〜〜イクゥ〜〜〜ん、またイク〜ッ」
「なんてことを…」
「キミのお仲間もいるみたいだけど?」
目を凝らすと、確かに素質者で訓練生だった女の子が、別の女性と絡み合い恍惚の表情を浮かべてしまっている。
なんで…どうして…
こないだの事件といい、何故皆、そうも簡単に半妖なんかの手に…
どれだけ必死の思いで私が…お母さんが戦ってきたと…
小絵は拳を握りしめ、プルプルと震わせる。
「早苗お母さん…私は…負けない」
自分の決意を確認するように、呟く小絵。
そして…目の前の半妖に向かって一歩を踏み出す。
その時。
目の前の半妖が、あまりにも残酷な一言を発した。
「あぁ…キミかぁ。お母さんが…くくっ…。同じじゃん」
「なに…っ!?」
お母さんを、知ってる?
半妖の言葉などに耳を貸すつもりは無かったし、今までも話など聞く前に全て倒してきた。だが、その一言は無視するにはあまりにも意味深だった。
「同…じ?」
「白衣のヤツの持ちもんだっけ、あの退魔師は…」
「何を…言ってるの…?」
「あれぇ? 知らないはず無いよね? キミは見たんでしょ? あの女退魔師の本性…」
小絵の心臓の鼓動が早くなり、脚が震えだす。
「何を…言ってる…言うな…言うなっ」
「あれはいい獲物だったよねぇ。白衣のヤツに肉体改造されて…」
「言うなぁ!」
「退魔師のくせに専用肉便器に堕ちて…」
「言わないでっ!!」
混乱する感情を制御できずただ叫びながら、小絵はハッキリと、自ら封印していた記憶を蘇らせていた。あの日、あの夢に見る光景の続きを。
−−−−−−−−−−−−
「逃げて、小絵。逃げなさいっ!」
女性の前方には、白衣をまとった青年の姿。
「お母さん!」
「私は…大丈夫。絶対に負けない。だから小絵、アナタは逃げて!」
必死で駆け出すと、少し逃げたところで木陰から様子を伺っていた。
そこで見た光景。それは、すぐにでも忘れたくなるほどおぞましいものだった。
白衣の男から伸びた触手が、母の身体にまとわりつき、退魔師の装束を脱がせていく。一切の抵抗をする様子もない母。どうして? そう思う間もなく、その理由はすぐに分かった。易々と近づく白衣の男。母は、裸で男の足元にかしづくと、あろうことか半妖である男の足に奉仕するように、舌を伸ばし始めたのだ。
打ちのめされるようなショックに、小絵はその場から離れられずにいた。
交わされる卑猥な言葉と、はしたなく浅ましすぎる母の痴態。よく見ると母の身体は既に通常の女性とは違う形に改造されており、白衣の男にいいように弄ばれながら、何度も惨めな言葉で隷属を示しては懇願し、絶頂の叫び声をあげていた。
まだ幼かった小絵にも、その意味するところは理解できた。
決して見たくなかった、母親も見せたくなかったであろうその痴態と変態行為をまじまじと眺めながら、小絵は身体を熱くし、甘い疼きを感じていたのだった。
−−−−−−−−−−−−
目の前の半妖は、ニヤニヤと笑みを浮かべながら、言葉を投げかけてくる。
「キミも、したいんじゃない?」
「……」
「母親と…同じように…」
「ちがう…私は…違うっ!」
振り切るように、かけ出す小絵。思い出してしまった忌まわしい記憶を消し去るかの如く、目の前の敵にすべての力で攻撃を仕掛ける。
「ちっ」
障壁を張ろうとする半妖。しかし圧倒的な小絵の攻撃が、それを上回る。
「くそっ…ぐあぁああああ!」
半妖は消滅した。
今の今まで封印していた記憶をまざまざと蘇らせてしまった。半妖の下卑た笑みと共に。半妖は倒したものの、小絵は禁忌の記憶に戸惑いを覚えるばかりだった。
短編 # 3-3 『真実』
お母さんの仇…絶対に…
今度こそ…敵はあの男、白衣の青年かもしれない…
私ひとりだって、絶対に倒してみせる…
今回の討伐にかける小絵の気持ちには鬼気迫るものがあった。戦いに集中するため、その場所へはひとりで向かうと告げ、サポートは一切断った。
夕刻。調査によって判明した、その半妖が堂々と住み着いている街外れの廃ビルへと辿り着いたとき、小絵はその覚悟によって心身ともに最高の状態を迎えていた。
周りから隔絶されたようにひっそりと建ち、放置されたまま朽ち果てている雑居ビルの成れの果ての姿。時間が止まったまま手入れのされていない外観は醜く汚れ、そこが人間から見放された場所であることを物語っていた。
まるで半妖の巣…醜い場所…
すべて…消滅させる…私は絶対に負けない…
変身!
眩い光と共に、小絵はジャスティレイファーの強化スーツに身を包む。
その光の気配を感じ取ったのか、廃ビルの中はにわかに騒がしくなり、早くも数匹の雑魚半妖が、入り口からワラワラと溢れ出てくる。
「ンギギギギィ」
「覚悟!」
「グウアアァッ」
小絵が走りだし攻撃を仕掛けると、為す術なく雑魚半妖たちは消滅する。
入り口を突破。廃ビルの中へと踏み込む。
中には更に数十匹の雑魚半妖たち。小絵の周囲を取り囲む。
「ングググ…ジャスティレイファーめ…終わりだ」
一斉に飛びかかる雑魚半妖。そのすべてを一蹴する小絵。
「たぁああっ!」
「ンギャァアア」
ズシュゥーー。全ての半妖が倒される。
「こんな程度? 私は負けないっ!」
すぐに階段を登り、雑魚半妖を倒し続けながら、最上階を目指す。
上から、禍々しい半妖の気配を感じる… たとえ罠だろうと…
私は…あの男を、倒す
廃ビルの最上階は異様な姿に変貌していた。元の壁が見えなくなるほど、まるで半妖の内蔵のように肉壁が辺りと同化し、グロテスクな形状となっている。そして……、禍々しい気配。小絵は部屋の中へと突入する。
「こんなところまで何の用?」
イマドキ風の格好をした若い男性が、部屋の中心に座っている。気配は間違いなく半妖。だが、あの白衣の青年では無かった。
「今回も…違った…」
「あれ…誰か探してたの? おねーさん」
チャラチャラとした雰囲気ではあるが、間違いなく半妖としての実力は今までの相手以上。決して油断せず、慎重に間合いを取る。
「罪のない女性たちを…絶対に許さない」
「女性たち? ああ…アレね。ちょっと手は加えさせてもらったけど、みんな楽しくやってるよ」
男が壁のほうを指差すと、肉の壁が蠢き隣の部屋と繋がる。
その部屋では、信じられない光景が繰り広げられていた。
数十人と集められた女性たちが、みなそれぞれ身体の一部を醜く改造され、裸で絡みあい快楽を貪っている。股間に男性器状のモノを生やされた女性、乳房が上半身より大きく膨らんでいる女性、乳首が指ほどの大きさになっている女性…それらを舐め合い、扱き合い、出し入れし合う。絶え間なく漏れ聞こえる卑猥な音、淫らな嬌声と、絶頂を告げる叫びがあちこちから断続的にあがっていた。
「あぁ〜〜〜〜イクゥ〜〜〜ん、またイク〜ッ」
「なんてことを…」
「キミのお仲間もいるみたいだけど?」
目を凝らすと、確かに素質者で訓練生だった女の子が、別の女性と絡み合い恍惚の表情を浮かべてしまっている。
なんで…どうして…
こないだの事件といい、何故皆、そうも簡単に半妖なんかの手に…
どれだけ必死の思いで私が…お母さんが戦ってきたと…
小絵は拳を握りしめ、プルプルと震わせる。
「早苗お母さん…私は…負けない」
自分の決意を確認するように、呟く小絵。
そして…目の前の半妖に向かって一歩を踏み出す。
その時。
目の前の半妖が、あまりにも残酷な一言を発した。
「あぁ…キミかぁ。お母さんが…くくっ…。同じじゃん」
「なに…っ!?」
お母さんを、知ってる?
半妖の言葉などに耳を貸すつもりは無かったし、今までも話など聞く前に全て倒してきた。だが、その一言は無視するにはあまりにも意味深だった。
「同…じ?」
「白衣のヤツの持ちもんだっけ、あの退魔師は…」
「何を…言ってるの…?」
「あれぇ? 知らないはず無いよね? キミは見たんでしょ? あの女退魔師の本性…」
小絵の心臓の鼓動が早くなり、脚が震えだす。
「何を…言ってる…言うな…言うなっ」
「あれはいい獲物だったよねぇ。白衣のヤツに肉体改造されて…」
「言うなぁ!」
「退魔師のくせに専用肉便器に堕ちて…」
「言わないでっ!!」
混乱する感情を制御できずただ叫びながら、小絵はハッキリと、自ら封印していた記憶を蘇らせていた。あの日、あの夢に見る光景の続きを。
−−−−−−−−−−−−
「逃げて、小絵。逃げなさいっ!」
女性の前方には、白衣をまとった青年の姿。
「お母さん!」
「私は…大丈夫。絶対に負けない。だから小絵、アナタは逃げて!」
必死で駆け出すと、少し逃げたところで木陰から様子を伺っていた。
そこで見た光景。それは、すぐにでも忘れたくなるほどおぞましいものだった。
白衣の男から伸びた触手が、母の身体にまとわりつき、退魔師の装束を脱がせていく。一切の抵抗をする様子もない母。どうして? そう思う間もなく、その理由はすぐに分かった。易々と近づく白衣の男。母は、裸で男の足元にかしづくと、あろうことか半妖である男の足に奉仕するように、舌を伸ばし始めたのだ。
打ちのめされるようなショックに、小絵はその場から離れられずにいた。
交わされる卑猥な言葉と、はしたなく浅ましすぎる母の痴態。よく見ると母の身体は既に通常の女性とは違う形に改造されており、白衣の男にいいように弄ばれながら、何度も惨めな言葉で隷属を示しては懇願し、絶頂の叫び声をあげていた。
まだ幼かった小絵にも、その意味するところは理解できた。
決して見たくなかった、母親も見せたくなかったであろうその痴態と変態行為をまじまじと眺めながら、小絵は身体を熱くし、甘い疼きを感じていたのだった。
−−−−−−−−−−−−
目の前の半妖は、ニヤニヤと笑みを浮かべながら、言葉を投げかけてくる。
「キミも、したいんじゃない?」
「……」
「母親と…同じように…」
「ちがう…私は…違うっ!」
振り切るように、かけ出す小絵。思い出してしまった忌まわしい記憶を消し去るかの如く、目の前の敵にすべての力で攻撃を仕掛ける。
「ちっ」
障壁を張ろうとする半妖。しかし圧倒的な小絵の攻撃が、それを上回る。
「くそっ…ぐあぁああああ!」
半妖は消滅した。
今の今まで封印していた記憶をまざまざと蘇らせてしまった。半妖の下卑た笑みと共に。半妖は倒したものの、小絵は禁忌の記憶に戸惑いを覚えるばかりだった。
2011.11.23
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 3-2 『予感』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 門馬小絵の場合
短編 # 3-2 『予感』
巫女風の白い退魔装束に身を包んだ女性が小絵の目の前に立っている。
懐かしくて暖かくも、悲しい記憶。
その女性が振り返って叫ぶ。
「逃げて、小絵。逃げなさいっ!」
女性の前方には、白衣をまとった青年の姿。ただし、身体の一部から異形の触手が見え隠れし、その顔はうっすらと邪悪な笑みを浮かべていた。幼い小絵にも、それが人間ではない事はひと目で分かった。忌むべき存在。禍々しく、邪悪で、圧倒的な恐怖。
「お母さん!」
「私は…大丈夫。絶対に負けない。だから小絵、アナタは逃げて!」
「お母さん…」
「すぐに戻るから、ね。小絵」
「待ってる。お母さん私待ってるから」
触手を繰り出す男との攻防が始まる。
必死で駆け出す小絵。
お母さんは、すぐに戻ってくる。
しかし…その後いつまで経っても、母親が戻ってくることはなかった。
由緒正しき退魔巫女一族である門馬家は半妖の襲撃を受け、焼き払われ小絵以外の人間はすべて亡き者とされた。
小絵はあれからずっと、母親を待ち続け、今でも待ち望んでいる。
「早苗お母さん…」
幼い小絵と手を繋いでいる、母親の唯一の写真。逃げるときに持ちだした、唯一の思い出の品でもある。誰よりも気高く、誰よりも優しかった母。その写真を見るたび、小絵は戦いの決意を強くした。絶対に…負けない。あの男…白衣の男を倒す。それまでは。
近頃、小絵はよくあの時の夢を見るようになっていた。
毎夜のように繰り返し夢を見ては、涙を流しながら目を覚ます。
門馬一族が襲撃を受けてからしばらく立った頃、門馬早苗の縁類で友人でもあった楠響子が、小絵を引き取り、退魔の力を極限まで引き出して高める装置としてジャスティレイファーを開発。組織化し整備して育て上げた。
小絵はすぐにその素質と才能を見抜かれ、半妖を倒すための訓練を受けたが、何よりも最強の力を引き出すことにいちばん寄与したのは、本人の凄まじいばかりの半妖を倒したいという気持ちと、母への想いであった。真っ直ぐで一途な心が、半妖を倒すという一点に全てを集中させたことで、劇的にその力を伸ばし開花させたのだった。
幼い頃から修行と戦いの毎日を送っていたため、多少世間知らずに育ったきらいはあったが、その若さにして、小絵は経験と実力を兼ね備えた最強のジャスティレイファーとなった。
近頃やたら頻繁に繰り返し見る夢−−。
母親と、白衣の青年。
「逃げて、小絵。逃げなさいっ!」
「お母さんっ!」
小絵は、あの男との出会いが近いであろうことを、なんとなく予感めいた想いとして感じ取っていた。
絶対に…仇を果たす。
自分を庇い、逃がしてくれたお母さんの…半妖に苦しめられた全ての人たちの、仇を。
同じ頃。
ジャスティレイファーたちのもとに、ある報告が集まっていた。
女性が攫われる事件が頻発し、強力な人型の半妖がそれに関与している。
すでに幾人かの隊員が接触していたが、あまりの力の差に全く敵わず捕らえられ、たった数人が逃げ帰るのが精一杯であった。
討伐にはジャスティレイファーの力、それも強いジャスティレイファーの力が必要。本部でもそう結論付けられた。水神音羽はあの事件以降まともに戦える状態ではないし、新堂佐緒里は近頃出動回数も減り、頼むには不安があった。
現在、支部の司令を務める楠響子は、その役割を門馬小絵に一任した。
「小絵ちゃん。ひょっとしたら…」
「うん、分かってます。その敵とやらは…あの男、お母さんの仇…かもしれない」
「充分に気をつけて」
「絶対に…倒します。お母さんの仇」
また月が煌々と大きく明るい夜。
最強のジャスティレイファー、門馬小絵の運命が、大きく動き始めようとしていた。
短編 # 3-2 『予感』
巫女風の白い退魔装束に身を包んだ女性が小絵の目の前に立っている。
懐かしくて暖かくも、悲しい記憶。
その女性が振り返って叫ぶ。
「逃げて、小絵。逃げなさいっ!」
女性の前方には、白衣をまとった青年の姿。ただし、身体の一部から異形の触手が見え隠れし、その顔はうっすらと邪悪な笑みを浮かべていた。幼い小絵にも、それが人間ではない事はひと目で分かった。忌むべき存在。禍々しく、邪悪で、圧倒的な恐怖。
「お母さん!」
「私は…大丈夫。絶対に負けない。だから小絵、アナタは逃げて!」
「お母さん…」
「すぐに戻るから、ね。小絵」
「待ってる。お母さん私待ってるから」
触手を繰り出す男との攻防が始まる。
必死で駆け出す小絵。
お母さんは、すぐに戻ってくる。
しかし…その後いつまで経っても、母親が戻ってくることはなかった。
由緒正しき退魔巫女一族である門馬家は半妖の襲撃を受け、焼き払われ小絵以外の人間はすべて亡き者とされた。
小絵はあれからずっと、母親を待ち続け、今でも待ち望んでいる。
「早苗お母さん…」
幼い小絵と手を繋いでいる、母親の唯一の写真。逃げるときに持ちだした、唯一の思い出の品でもある。誰よりも気高く、誰よりも優しかった母。その写真を見るたび、小絵は戦いの決意を強くした。絶対に…負けない。あの男…白衣の男を倒す。それまでは。
近頃、小絵はよくあの時の夢を見るようになっていた。
毎夜のように繰り返し夢を見ては、涙を流しながら目を覚ます。
門馬一族が襲撃を受けてからしばらく立った頃、門馬早苗の縁類で友人でもあった楠響子が、小絵を引き取り、退魔の力を極限まで引き出して高める装置としてジャスティレイファーを開発。組織化し整備して育て上げた。
小絵はすぐにその素質と才能を見抜かれ、半妖を倒すための訓練を受けたが、何よりも最強の力を引き出すことにいちばん寄与したのは、本人の凄まじいばかりの半妖を倒したいという気持ちと、母への想いであった。真っ直ぐで一途な心が、半妖を倒すという一点に全てを集中させたことで、劇的にその力を伸ばし開花させたのだった。
幼い頃から修行と戦いの毎日を送っていたため、多少世間知らずに育ったきらいはあったが、その若さにして、小絵は経験と実力を兼ね備えた最強のジャスティレイファーとなった。
近頃やたら頻繁に繰り返し見る夢−−。
母親と、白衣の青年。
「逃げて、小絵。逃げなさいっ!」
「お母さんっ!」
小絵は、あの男との出会いが近いであろうことを、なんとなく予感めいた想いとして感じ取っていた。
絶対に…仇を果たす。
自分を庇い、逃がしてくれたお母さんの…半妖に苦しめられた全ての人たちの、仇を。
同じ頃。
ジャスティレイファーたちのもとに、ある報告が集まっていた。
女性が攫われる事件が頻発し、強力な人型の半妖がそれに関与している。
すでに幾人かの隊員が接触していたが、あまりの力の差に全く敵わず捕らえられ、たった数人が逃げ帰るのが精一杯であった。
討伐にはジャスティレイファーの力、それも強いジャスティレイファーの力が必要。本部でもそう結論付けられた。水神音羽はあの事件以降まともに戦える状態ではないし、新堂佐緒里は近頃出動回数も減り、頼むには不安があった。
現在、支部の司令を務める楠響子は、その役割を門馬小絵に一任した。
「小絵ちゃん。ひょっとしたら…」
「うん、分かってます。その敵とやらは…あの男、お母さんの仇…かもしれない」
「充分に気をつけて」
「絶対に…倒します。お母さんの仇」
また月が煌々と大きく明るい夜。
最強のジャスティレイファー、門馬小絵の運命が、大きく動き始めようとしていた。
2011.11.22
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 3-1 『最強』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 門馬小絵の場合
短編 # 3-1 『最強』
月が、この世のものではないほどに大きく、爛々と輝く夜。
魔力に惹かれ、半妖たちの活動も活発になる。
半妖。彼らの目的は定かではない。
だが、古くは妖魔、淫魔などと呼ばれることもあったそれは、人を堕とし、害をなす決して許されざる存在。
ジャスティレイファーもまた、古くは退魔師などと呼ばれた存在であり、現在は半妖を倒すため秘密裏に組織化された存在である。
この時期、ジャスティレイファーたちも特に慎重に、半妖の出現を警戒する。
彼女たち(選ばれた者たちはほぼ全てが女性であった)は2人1組となり半妖の掃討とパトロールにあたることとなる。
行動にあたっては新人とベテランが組むケースが多く、ベテランは新人のサポートと教育を担っていた。半妖の犠牲にあった家族の子供を預かって教育しているケースもあり、若い素質者に対しては、ジャスティレイファーが私生活でも家庭教師のような役割を兼ねていることもある。
門馬小絵。
ジャスティレイファーに変身する者や若き素質者たちの間で、その名前を知らない者はいない。由緒正しき退魔巫女、門馬一族の血を引く最強のジャスティレイファー。代々受け継がれてきたその素質は、最新型の強化スーツと調和し歴代随一とも言われる戦闘能力へと昇華していた。無類の強さを誇り、決して屈しない正義の心を併せ持つ気高き孤高の存在。門馬小絵、彼女がいれば、長く続いてきた戦いにこの代で終止符を打てるのではないか。そんな声さえあった。
駅前のイルミネーションを指差しながら、門馬小絵とペアを組んだ素質者である結衣が声を上げる。
「わぁ、もうクリスマスの準備みたいですね。きれい」
「集中して。奴らは人に化けて忍びこむこともある。人通りの多い場所でこそ注意が必要だから」
「あ、ごめんなさい…」
素質者のことを思って、もあるが、こと半妖退治に関することとなると、絶対に妥協や油断を許さない。つい口調が厳しくなる。素質者の後輩からは、いちばん厳しい先輩としても有名だったのだ。
「ううん、ごめんね。落ち着いたら、みんなでクリスマスパーティーしちゃう?」
「えー。小絵さんがそんなこと言うなんて意外!」
「ふふっ。私が結衣ちゃん用のケーキ、作ってあげる」
「わぁーうれしいですっ」
「…」
「どうしたんですか?」
「…いる」
素早く駆け出す小絵。結衣も必死で後に続く。
細い路地。人目につかない場所で、半妖は人を襲う。
明らかに雑魚と分かる半妖2匹の真ん中に、肩からツノのようなものを生やした人型の半妖が立っていた。しっかりとした形を保てる半妖ほど、位が高いと見なされる。その妖気は、結衣には恐怖をもたらすほど、はっきりと感じられていた。
「小絵さん…」
結衣は思わず、小絵の後ろに隠れる。
「大丈夫。任せて」
こちらへと後退りして逃げてくるターゲットの女性。小絵はその前に悠然と立ちふさがる。
雑魚半妖が舌打ち。
「ジャスティレイファー…また貴様らか…」
「人をおもちゃにする半妖は絶っ対に許さない…私が、滅ぼす! 変身!」
光の渦が巻き起こり、小絵はジャスティレイファーの強化スーツを身に纏う。
「けっ…邪魔を…ぐぉおおおお!」
口が大きく裂け、牙をむき出しにして襲いかかる半妖。だが次の瞬間、目にも止まらぬ攻撃で半妖は消滅していた。
ジュバァアア…あっさりと溶けていく雑魚半妖。
「やるじゃねえか小娘…面白い」
ボス格の半妖は、小絵に襲いかかろうとする半妖の肩を掴むと、そのまま引き千切り自分の体へと吸収する。更に大きくなるツノ。
「え? ボ、ボス? おれ? グェえええっ」
「ちっ、不味いな…力の足しにもならん。俺が手を下すとは。邪魔な小娘め」
「ふんっ。いつまでだって、邪魔し続ける。私は絶対に…半妖を…、許さない!」
全く臆する様子もなく、まっすぐ歩いて行く小絵。
「俺を恐れないだと…生意気なっ!」
肩のツノが自在に伸びる牙のように、小絵を襲う。
「キャァアッ!小絵さん!」
思わず目を閉じ結衣が驚きの声を上げた瞬間、その悲鳴はそのままボス格の半妖のものに変わっていた。
「ギャァああ、ぐええええ、オレ様がっ、ぐ、ぐあぁあっ」
結衣が目を開けるとすでに、半妖の身体は半分が消滅していた。小絵の鋭い動きに為す術なく、あの禍々しい妖力を持つ半妖は敗れたのだ。何もできない半妖にさらに攻撃を加え、完全に消滅させる小絵。
「私は負けない…全ての半妖を…あいつを倒す日まで」
結衣の耳にも確かに聞こえた、力強い決意と悲しみを秘めたような声。
満月に照らされた小絵の影が、仄明るい路地に伸びる。
小絵は、絶対に忘れてはいけない大切なことのように、消えていく半妖を見下ろしながらそれを呟いた。
短編 # 3-1 『最強』
月が、この世のものではないほどに大きく、爛々と輝く夜。
魔力に惹かれ、半妖たちの活動も活発になる。
半妖。彼らの目的は定かではない。
だが、古くは妖魔、淫魔などと呼ばれることもあったそれは、人を堕とし、害をなす決して許されざる存在。
ジャスティレイファーもまた、古くは退魔師などと呼ばれた存在であり、現在は半妖を倒すため秘密裏に組織化された存在である。
この時期、ジャスティレイファーたちも特に慎重に、半妖の出現を警戒する。
彼女たち(選ばれた者たちはほぼ全てが女性であった)は2人1組となり半妖の掃討とパトロールにあたることとなる。
行動にあたっては新人とベテランが組むケースが多く、ベテランは新人のサポートと教育を担っていた。半妖の犠牲にあった家族の子供を預かって教育しているケースもあり、若い素質者に対しては、ジャスティレイファーが私生活でも家庭教師のような役割を兼ねていることもある。
門馬小絵。
ジャスティレイファーに変身する者や若き素質者たちの間で、その名前を知らない者はいない。由緒正しき退魔巫女、門馬一族の血を引く最強のジャスティレイファー。代々受け継がれてきたその素質は、最新型の強化スーツと調和し歴代随一とも言われる戦闘能力へと昇華していた。無類の強さを誇り、決して屈しない正義の心を併せ持つ気高き孤高の存在。門馬小絵、彼女がいれば、長く続いてきた戦いにこの代で終止符を打てるのではないか。そんな声さえあった。
駅前のイルミネーションを指差しながら、門馬小絵とペアを組んだ素質者である結衣が声を上げる。
「わぁ、もうクリスマスの準備みたいですね。きれい」
「集中して。奴らは人に化けて忍びこむこともある。人通りの多い場所でこそ注意が必要だから」
「あ、ごめんなさい…」
素質者のことを思って、もあるが、こと半妖退治に関することとなると、絶対に妥協や油断を許さない。つい口調が厳しくなる。素質者の後輩からは、いちばん厳しい先輩としても有名だったのだ。
「ううん、ごめんね。落ち着いたら、みんなでクリスマスパーティーしちゃう?」
「えー。小絵さんがそんなこと言うなんて意外!」
「ふふっ。私が結衣ちゃん用のケーキ、作ってあげる」
「わぁーうれしいですっ」
「…」
「どうしたんですか?」
「…いる」
素早く駆け出す小絵。結衣も必死で後に続く。
細い路地。人目につかない場所で、半妖は人を襲う。
明らかに雑魚と分かる半妖2匹の真ん中に、肩からツノのようなものを生やした人型の半妖が立っていた。しっかりとした形を保てる半妖ほど、位が高いと見なされる。その妖気は、結衣には恐怖をもたらすほど、はっきりと感じられていた。
「小絵さん…」
結衣は思わず、小絵の後ろに隠れる。
「大丈夫。任せて」
こちらへと後退りして逃げてくるターゲットの女性。小絵はその前に悠然と立ちふさがる。
雑魚半妖が舌打ち。
「ジャスティレイファー…また貴様らか…」
「人をおもちゃにする半妖は絶っ対に許さない…私が、滅ぼす! 変身!」
光の渦が巻き起こり、小絵はジャスティレイファーの強化スーツを身に纏う。
「けっ…邪魔を…ぐぉおおおお!」
口が大きく裂け、牙をむき出しにして襲いかかる半妖。だが次の瞬間、目にも止まらぬ攻撃で半妖は消滅していた。
ジュバァアア…あっさりと溶けていく雑魚半妖。
「やるじゃねえか小娘…面白い」
ボス格の半妖は、小絵に襲いかかろうとする半妖の肩を掴むと、そのまま引き千切り自分の体へと吸収する。更に大きくなるツノ。
「え? ボ、ボス? おれ? グェえええっ」
「ちっ、不味いな…力の足しにもならん。俺が手を下すとは。邪魔な小娘め」
「ふんっ。いつまでだって、邪魔し続ける。私は絶対に…半妖を…、許さない!」
全く臆する様子もなく、まっすぐ歩いて行く小絵。
「俺を恐れないだと…生意気なっ!」
肩のツノが自在に伸びる牙のように、小絵を襲う。
「キャァアッ!小絵さん!」
思わず目を閉じ結衣が驚きの声を上げた瞬間、その悲鳴はそのままボス格の半妖のものに変わっていた。
「ギャァああ、ぐええええ、オレ様がっ、ぐ、ぐあぁあっ」
結衣が目を開けるとすでに、半妖の身体は半分が消滅していた。小絵の鋭い動きに為す術なく、あの禍々しい妖力を持つ半妖は敗れたのだ。何もできない半妖にさらに攻撃を加え、完全に消滅させる小絵。
「私は負けない…全ての半妖を…あいつを倒す日まで」
結衣の耳にも確かに聞こえた、力強い決意と悲しみを秘めたような声。
満月に照らされた小絵の影が、仄明るい路地に伸びる。
小絵は、絶対に忘れてはいけない大切なことのように、消えていく半妖を見下ろしながらそれを呟いた。
2011.11.20
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 2-10 『現実』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-10 『現実』
半妖アジト。
イリーナの手から、培養液へとつながる触手が伸びている。
「あはははは、盛り上がったわね。自分の変態欲望を全部増幅させて…元からイイ素質の持ち主だったわ。少し因子を与えただけで、この有様。最後は仲間まで売って興奮しちゃうなんてねぇ」
培養液の中の音羽は、ただニヤニヤと卑猥な笑みを浮かべているだけ。
「ふん、この変態が。いい加減に起きなさい」
触手を抜き取るイリーナ。カプセルが割れ、培養液が流れだし、音羽も一緒に流れでてくる。
「さあ、起きたら勝手にお帰り。お前らのアジトを教えてもらおう。たっぷりいい夢見たんだからね」
姿を消すイリーナと手下たち。
××××××××××××××××××××××××
培養液のカプセルから流れでて、目を覚ます音羽。酷い頭痛がする。
ここは…どこ? 寒い…。さっきまでの…ことは…?
辺りを見ますと、ぼんやりとした頭と視界が徐々にクリアになってくる。
これは…半妖の…アジト? 私…
さっきまでは別の場所にいたハズ。そして、ここ数週間と違う生々しい現実感。
これは…夢?
それにしては、感覚も今までよりハッキリと、色彩も鮮やかで全てが生々しい。
ううん…きっと、あれが夢。これが現実…。じゃあ…私はいつから…。
どうやら、半妖に捉えられていたらしいことは理解できた。それ以外は分からない。しかし、それ以上にハッキリと分かることがあった。あの背徳の、禁断の興奮。最低の行為。今でも全身がゾクゾクするほど、くっきりと思い出すことができる。
私…とんでもないことを…
音羽はフラフラしながらもをすぐに出口を見つけ、脱出する。半妖は一匹も現れない。やがて地下のトンネルとつながり、地上に抜け出ることができた。
あれが…夢だったなら…
ひとまず、帰る場所は自分たちのアジトのひとつ。そこしか無かった。
あんなことをしてしまった…でも…私にはまだ、帰る場所がある…
歩いて到着する頃には、服もある程度乾き、意識も完全にハッキリしていた。
きっと、あのおかしなことが起こるようになった頃から私は…。でも…。
生体認証をクリアし、ジャスティレイファーのアジトへと入る音羽。
見慣れた仲間の顔がある。笑顔で働く四条未羽の顔も見える。
あれはやっぱり夢…全ては前のまま。よかった…。もう二度と…。
ホッと安堵したのもつかの間、緊急警報が鳴り響く。
「警報レベル5! 訓練ではありません! 半径数メートル内に半妖の気配です!」
オペレーターが叫ぶ。小さいアジトの複数人がせわしなく動き出す。
音羽も入り口に向かって走りだす。
この中ではいちばん強いであろう自分が戦う。そして戦いの手応えの中で現実の自分を取り戻すしかないと考えていた。
「なんでここが!? どうやって! 半妖がアジト内に潜入しています!」
背後でオペレーターが叫んでいた。その声を聞きながら、入り口から通路を迫り来る半妖を斬り倒す。
やっぱりまだ戦える。こっちでも動きが軽い。夢の中の力が…残ってる!?
私は退かない。今度は…今度こそ…。あれは夢だったんだから。
やがて入り口付近まで半妖達を押し返す。
もう少し…私は…強くなってる!私ひとりで!
「正義の為に、人助けします!」
壁に仕掛けられた緊急用スイッチの扉を破り、生体認証となっている中の赤いボタンを押す。ジャスティレイファーでなければ押せないボタン。これ以上奥への侵入を拒む分厚い障壁が、シャッターのように降りてくる。
行かせない!
覚悟を決めると、獅子奮迅の活躍であっという間に何十匹をも斬り倒し、あと数匹かと思われたころ、聞こえてきたのは、耳馴染みのあるあの声だった。
「ずいぶん頑張ってるじゃない…お久しぶり」
待ち構えるように立っていたのは、イリーナ。
やはり豊満なボディとボンデージ姿に、一瞬目が奪われる。
「いい夢見てたみたいね」
「やっぱり…あれは夢。何のつもり…? 幻覚なんか見せて! 許さない!」
「あら…ずいぶん楽しんでたくせに…」
「そ、それは…あなたが…幻覚でっ…」
障壁がいちばん下まで締まろうとするその隙間から、仲間たちの足音。
「私にだってあんなに甘えて…チューして欲しいって…」
「い、いやぁ…ち、ちがうっ…ちがっ」
「赤くなっちゃって…この身体がいいんでしょ? さっきの視線は何?」
「!! そんなことっ…」
障壁シャッターが完全に降りる。入り口からの狭い空間に残されたのは、イリーナと音羽のみ。
「ふたりきりね」
「負け…ないっ」
壁の向こうでは、四条未羽を含めたアジトのメンバー数人が、壁を叩いて立ち尽くす。
「あの向こうに見えたのは、音羽さん…たったひとりで…」
心配そうに、ただ壁を見つめるしかできないメンバーたち。
イリーナは、その豊満な胸を強調するように立ち…ボンデージスーツのジッパーを下ろしていく。谷間があらわになり、今にも胸がこぼれ落ちそうだ。
「あなたが好きなおっぱいよ…甘えてもいいのよ?」
「誰が…そんなっ…こんどこそ…アナタをっ」
「どうしてシャッター障壁を下ろしたのかしら? みんなを守るため? それとも…」
思わずチラリと、後ろを気にする音羽。
「ふふっ…夢の中みたいに素直になったら? 変態レズ痴女さん」
「いやぁ…言わない…で…。ちがうっ…違う! あれは夢!」
「アナタの欲望よ。それを見せてあげただけ。今度は現実で…味わったら?」
「いやぁ…ちがう…いや…いや…」
「したいんでしょ?」
ジッパーがすべて降ろされる。あらわになるイリーナの豊満な胸。
「これを好きにしていいのよ。アナタの本性は消せやしない…」
「いやぁ…だめ…ちがう…だめっ…私は…」
「レズ痴女したときも、仲間をレズの生贄に差し出した時も、興奮したんでしょ?」
「あぁ…ちがう…ちがうっ! 強くなるため…私はっ!」
イリーナへと攻撃を仕掛けようと飛び出す音羽。イリーナが指をパチンと鳴らす。
途端、音羽の動きがガクンと落ちる。身体が重くなり、攻撃はよろよろと鈍いものに変わる。余裕で身をかわすイリーナ。
「あらぁ、人にもらった力で強くなろうなんて虫がよすぎるんじゃないの?」
「あ…あぁ…そん…な…っ」
「培養液から妖力をあげてたけど、さっきので効果切れ。元に戻ったの。アナタは弱いし、私には勝てない」
「あ…あぁ…」
「それに…いい夢の中でレズ痴女に励んでたんだから、動きも落ちるわよね」
剣を落とし、ガクリと膝をつく音羽。イリーナが歩み寄る。
「楽になっちゃいなさい…。さあ…素直に…」
イリーナに抱き起こされても、反撃もできない。抱きしめられ、胸と胸が擦れ、唇を奪われると、うっとりと、自らも舌を絡ませてしまう。
音羽は夢と現実が混濁し朦朧とした意識の中にいて、もはや自分の立場を完全に見失っていた。
「ん…んふぅっ…」
「胸も触っていいのよ」
「あぁ…」
イリーナの胸に、子供がそうするように手を伸ばし揉み始めてしまう音羽。
音羽が自ら絡み付いてくると、イリーナはイヤらしく舌を伸ばし絡ませたまま、音羽の体中を愛撫し始める。
あぁ…もう…だめ…これがいい…気持ちいい…イリーナさまの…舌…おっぱい…
夢の中での行為よりもさらに甘く体中を蕩けさせる快感に抗えない音羽。目を閉じ夢中で舌を動かしながら、両手を動かして胸をモミモミと触りながら、甘えてしまう。
「ああぁあん…はぁああ…んんんっ…あぁ…イリーナ…さ…まぁ」
「分かってるじゃない…。アナタは弱いんだから、私に甘えてればいいの」
「はいぃ…イリーナ…さま…」
「変態のレズマゾジャスティレイファー」
「あぁん…はいぃ…音羽は…変態の…レズマゾですぅ」
「またレズ痴漢してたいんでしょ」
「はああん…したいぃ…
夢でも現実でもどっちでもいい…この気持ちよさがあれば…それでいいの…
体中を這いまわるイリーナの手は、ジャスティレイファーのコスチュームの中へと侵入し、股間へと到達する。すぐにクチョクチョと、卑猥な音が響きだす。
「イリーナさまに触れて、きもちいいっ…んはぁあ、ふあぁああんあぁあ」
「じゃあ…これあげる」
イリーナの手が触手に変化すると、クリを吸い上げながら秘所へと同時に挿入され、快楽のツボを刺激しまくる。音羽はすぐに耐えられなくなった。
「んはぁあ、んん、んん、ん〜〜〜〜っ! イ、イッちゃう! だめぇえ、イイっ!」
「そう…」
触手の動きを止めるイリーナ。
「あ…っ…」
「イキたい?」
「んんぁ、イキたいぃ…イリーナさまぁ」
上目遣いで、媚を売る音羽。イリーナの冷酷なもう片方の指先が、障壁のスイッチを指し示す。
「あれを押して、開けなさい」
「あ…あぁ…」
これは…現実じゃない…きっと夢…だから…いいの…イキたい…
イリーナに抱きかかえられたままの音羽が、スイッチに手を伸ばし…ためらいもなく、押す。生体認証を通過し、障壁が上がり始める。
「え? 障壁が上がります。先ほど見かけた音羽さんが全部やっつけてくれたの!?」
しかし、アジトのメンバーが見たのは、予想外に最悪な音羽の堕落しきった姿だった。
「イカせてぇっ!イリーナさまぁ…レズマゾ音羽をイカせてぇっ! 我慢出来ないのぉ…イキたいっ」
「また助けた相手にレズ痴漢したり、仲間を売ったりするかしら? どうしようもないわね…」
「しますぅ!だって、興奮しちゃうから! したい、したいっ!」
「みんな見てるのに、いいのね」
「あぁ…あぁ…私の…レズマゾ姿、バレちゃうぅっ…」
「嘘…音羽さん…あんな…なんで…」
メンバーたちは絶句し、その内容を聞いて、すぐに侮蔑と怒りの表情に変わる。
「ほら、弱虫音羽。自分の正体を懺悔しながらイキなさいっ!」
「あぁイィ! イリーナさまぁ! 私はぁ…あああん、レズ痴漢が大好きな、変態レズマゾですぅ! あぁ触手奥まで、あヒィい! 音羽イク! イキますぅ! イッッグ〜〜〜〜〜〜っ」
メンバーに正体を晒しながらの、壮絶なアクメ。
夢とも現実ともわからぬ果てしない快楽の沼の中で、音羽は沈んでいく自分自身に酔いしれていた。
××××××××××××××××××××××××
ぐったりと放心状態の音羽を床に落とし、イリーナはジリジリとメンバーたちとの距離を詰める。
「ひどい…アジトに敵を連れ込んで…こんな…」
「この子はね…レズ快楽しか頭に無いの…こんな子がジャスティレイファーだったのが運の尽きね、こんな変態のせいで…ふふっ…可哀想に」
絶望の表情を浮かべるメンバーたちに、微笑みながら触手を伸ばすイリーナ。
−−ザシュッ
イリーナの触手が斬り落とされる。
背後。入り口付近からこちらへ走ってくる姿は、門馬小絵。
「小絵さん!!!」
メンバーたちの顔に希望の灯が点る。
「ふぅん…アナタが最強のジャスティレイファー? やるじゃな…グェええええ!
眩い光。イリーナの身体は真っ二つに別れ、すでに消滅を始めている。
「半妖はすべて…私が消滅させる。絶対に許さない」
「小絵さん!! 音羽さんが…」
「裏切り者は…放っておく」
音羽はその絶頂の余韻の中で、ただ夢を見ているようだった。
「ああ…あはは…イリーナ…私が…やっつけた…やっつけたの…」
鳴り止んだサイレンの代わりに、音羽のうわ言が辺りにこだましていた。
短編 # 2-10 『現実』
半妖アジト。
イリーナの手から、培養液へとつながる触手が伸びている。
「あはははは、盛り上がったわね。自分の変態欲望を全部増幅させて…元からイイ素質の持ち主だったわ。少し因子を与えただけで、この有様。最後は仲間まで売って興奮しちゃうなんてねぇ」
培養液の中の音羽は、ただニヤニヤと卑猥な笑みを浮かべているだけ。
「ふん、この変態が。いい加減に起きなさい」
触手を抜き取るイリーナ。カプセルが割れ、培養液が流れだし、音羽も一緒に流れでてくる。
「さあ、起きたら勝手にお帰り。お前らのアジトを教えてもらおう。たっぷりいい夢見たんだからね」
姿を消すイリーナと手下たち。
××××××××××××××××××××××××
培養液のカプセルから流れでて、目を覚ます音羽。酷い頭痛がする。
ここは…どこ? 寒い…。さっきまでの…ことは…?
辺りを見ますと、ぼんやりとした頭と視界が徐々にクリアになってくる。
これは…半妖の…アジト? 私…
さっきまでは別の場所にいたハズ。そして、ここ数週間と違う生々しい現実感。
これは…夢?
それにしては、感覚も今までよりハッキリと、色彩も鮮やかで全てが生々しい。
ううん…きっと、あれが夢。これが現実…。じゃあ…私はいつから…。
どうやら、半妖に捉えられていたらしいことは理解できた。それ以外は分からない。しかし、それ以上にハッキリと分かることがあった。あの背徳の、禁断の興奮。最低の行為。今でも全身がゾクゾクするほど、くっきりと思い出すことができる。
私…とんでもないことを…
音羽はフラフラしながらもをすぐに出口を見つけ、脱出する。半妖は一匹も現れない。やがて地下のトンネルとつながり、地上に抜け出ることができた。
あれが…夢だったなら…
ひとまず、帰る場所は自分たちのアジトのひとつ。そこしか無かった。
あんなことをしてしまった…でも…私にはまだ、帰る場所がある…
歩いて到着する頃には、服もある程度乾き、意識も完全にハッキリしていた。
きっと、あのおかしなことが起こるようになった頃から私は…。でも…。
生体認証をクリアし、ジャスティレイファーのアジトへと入る音羽。
見慣れた仲間の顔がある。笑顔で働く四条未羽の顔も見える。
あれはやっぱり夢…全ては前のまま。よかった…。もう二度と…。
ホッと安堵したのもつかの間、緊急警報が鳴り響く。
「警報レベル5! 訓練ではありません! 半径数メートル内に半妖の気配です!」
オペレーターが叫ぶ。小さいアジトの複数人がせわしなく動き出す。
音羽も入り口に向かって走りだす。
この中ではいちばん強いであろう自分が戦う。そして戦いの手応えの中で現実の自分を取り戻すしかないと考えていた。
「なんでここが!? どうやって! 半妖がアジト内に潜入しています!」
背後でオペレーターが叫んでいた。その声を聞きながら、入り口から通路を迫り来る半妖を斬り倒す。
やっぱりまだ戦える。こっちでも動きが軽い。夢の中の力が…残ってる!?
私は退かない。今度は…今度こそ…。あれは夢だったんだから。
やがて入り口付近まで半妖達を押し返す。
もう少し…私は…強くなってる!私ひとりで!
「正義の為に、人助けします!」
壁に仕掛けられた緊急用スイッチの扉を破り、生体認証となっている中の赤いボタンを押す。ジャスティレイファーでなければ押せないボタン。これ以上奥への侵入を拒む分厚い障壁が、シャッターのように降りてくる。
行かせない!
覚悟を決めると、獅子奮迅の活躍であっという間に何十匹をも斬り倒し、あと数匹かと思われたころ、聞こえてきたのは、耳馴染みのあるあの声だった。
「ずいぶん頑張ってるじゃない…お久しぶり」
待ち構えるように立っていたのは、イリーナ。
やはり豊満なボディとボンデージ姿に、一瞬目が奪われる。
「いい夢見てたみたいね」
「やっぱり…あれは夢。何のつもり…? 幻覚なんか見せて! 許さない!」
「あら…ずいぶん楽しんでたくせに…」
「そ、それは…あなたが…幻覚でっ…」
障壁がいちばん下まで締まろうとするその隙間から、仲間たちの足音。
「私にだってあんなに甘えて…チューして欲しいって…」
「い、いやぁ…ち、ちがうっ…ちがっ」
「赤くなっちゃって…この身体がいいんでしょ? さっきの視線は何?」
「!! そんなことっ…」
障壁シャッターが完全に降りる。入り口からの狭い空間に残されたのは、イリーナと音羽のみ。
「ふたりきりね」
「負け…ないっ」
壁の向こうでは、四条未羽を含めたアジトのメンバー数人が、壁を叩いて立ち尽くす。
「あの向こうに見えたのは、音羽さん…たったひとりで…」
心配そうに、ただ壁を見つめるしかできないメンバーたち。
イリーナは、その豊満な胸を強調するように立ち…ボンデージスーツのジッパーを下ろしていく。谷間があらわになり、今にも胸がこぼれ落ちそうだ。
「あなたが好きなおっぱいよ…甘えてもいいのよ?」
「誰が…そんなっ…こんどこそ…アナタをっ」
「どうしてシャッター障壁を下ろしたのかしら? みんなを守るため? それとも…」
思わずチラリと、後ろを気にする音羽。
「ふふっ…夢の中みたいに素直になったら? 変態レズ痴女さん」
「いやぁ…言わない…で…。ちがうっ…違う! あれは夢!」
「アナタの欲望よ。それを見せてあげただけ。今度は現実で…味わったら?」
「いやぁ…ちがう…いや…いや…」
「したいんでしょ?」
ジッパーがすべて降ろされる。あらわになるイリーナの豊満な胸。
「これを好きにしていいのよ。アナタの本性は消せやしない…」
「いやぁ…だめ…ちがう…だめっ…私は…」
「レズ痴女したときも、仲間をレズの生贄に差し出した時も、興奮したんでしょ?」
「あぁ…ちがう…ちがうっ! 強くなるため…私はっ!」
イリーナへと攻撃を仕掛けようと飛び出す音羽。イリーナが指をパチンと鳴らす。
途端、音羽の動きがガクンと落ちる。身体が重くなり、攻撃はよろよろと鈍いものに変わる。余裕で身をかわすイリーナ。
「あらぁ、人にもらった力で強くなろうなんて虫がよすぎるんじゃないの?」
「あ…あぁ…そん…な…っ」
「培養液から妖力をあげてたけど、さっきので効果切れ。元に戻ったの。アナタは弱いし、私には勝てない」
「あ…あぁ…」
「それに…いい夢の中でレズ痴女に励んでたんだから、動きも落ちるわよね」
剣を落とし、ガクリと膝をつく音羽。イリーナが歩み寄る。
「楽になっちゃいなさい…。さあ…素直に…」
イリーナに抱き起こされても、反撃もできない。抱きしめられ、胸と胸が擦れ、唇を奪われると、うっとりと、自らも舌を絡ませてしまう。
音羽は夢と現実が混濁し朦朧とした意識の中にいて、もはや自分の立場を完全に見失っていた。
「ん…んふぅっ…」
「胸も触っていいのよ」
「あぁ…」
イリーナの胸に、子供がそうするように手を伸ばし揉み始めてしまう音羽。
音羽が自ら絡み付いてくると、イリーナはイヤらしく舌を伸ばし絡ませたまま、音羽の体中を愛撫し始める。
あぁ…もう…だめ…これがいい…気持ちいい…イリーナさまの…舌…おっぱい…
夢の中での行為よりもさらに甘く体中を蕩けさせる快感に抗えない音羽。目を閉じ夢中で舌を動かしながら、両手を動かして胸をモミモミと触りながら、甘えてしまう。
「ああぁあん…はぁああ…んんんっ…あぁ…イリーナ…さ…まぁ」
「分かってるじゃない…。アナタは弱いんだから、私に甘えてればいいの」
「はいぃ…イリーナ…さま…」
「変態のレズマゾジャスティレイファー」
「あぁん…はいぃ…音羽は…変態の…レズマゾですぅ」
「またレズ痴漢してたいんでしょ」
「はああん…したいぃ…
夢でも現実でもどっちでもいい…この気持ちよさがあれば…それでいいの…
体中を這いまわるイリーナの手は、ジャスティレイファーのコスチュームの中へと侵入し、股間へと到達する。すぐにクチョクチョと、卑猥な音が響きだす。
「イリーナさまに触れて、きもちいいっ…んはぁあ、ふあぁああんあぁあ」
「じゃあ…これあげる」
イリーナの手が触手に変化すると、クリを吸い上げながら秘所へと同時に挿入され、快楽のツボを刺激しまくる。音羽はすぐに耐えられなくなった。
「んはぁあ、んん、んん、ん〜〜〜〜っ! イ、イッちゃう! だめぇえ、イイっ!」
「そう…」
触手の動きを止めるイリーナ。
「あ…っ…」
「イキたい?」
「んんぁ、イキたいぃ…イリーナさまぁ」
上目遣いで、媚を売る音羽。イリーナの冷酷なもう片方の指先が、障壁のスイッチを指し示す。
「あれを押して、開けなさい」
「あ…あぁ…」
これは…現実じゃない…きっと夢…だから…いいの…イキたい…
イリーナに抱きかかえられたままの音羽が、スイッチに手を伸ばし…ためらいもなく、押す。生体認証を通過し、障壁が上がり始める。
「え? 障壁が上がります。先ほど見かけた音羽さんが全部やっつけてくれたの!?」
しかし、アジトのメンバーが見たのは、予想外に最悪な音羽の堕落しきった姿だった。
「イカせてぇっ!イリーナさまぁ…レズマゾ音羽をイカせてぇっ! 我慢出来ないのぉ…イキたいっ」
「また助けた相手にレズ痴漢したり、仲間を売ったりするかしら? どうしようもないわね…」
「しますぅ!だって、興奮しちゃうから! したい、したいっ!」
「みんな見てるのに、いいのね」
「あぁ…あぁ…私の…レズマゾ姿、バレちゃうぅっ…」
「嘘…音羽さん…あんな…なんで…」
メンバーたちは絶句し、その内容を聞いて、すぐに侮蔑と怒りの表情に変わる。
「ほら、弱虫音羽。自分の正体を懺悔しながらイキなさいっ!」
「あぁイィ! イリーナさまぁ! 私はぁ…あああん、レズ痴漢が大好きな、変態レズマゾですぅ! あぁ触手奥まで、あヒィい! 音羽イク! イキますぅ! イッッグ〜〜〜〜〜〜っ」
メンバーに正体を晒しながらの、壮絶なアクメ。
夢とも現実ともわからぬ果てしない快楽の沼の中で、音羽は沈んでいく自分自身に酔いしれていた。
××××××××××××××××××××××××
ぐったりと放心状態の音羽を床に落とし、イリーナはジリジリとメンバーたちとの距離を詰める。
「ひどい…アジトに敵を連れ込んで…こんな…」
「この子はね…レズ快楽しか頭に無いの…こんな子がジャスティレイファーだったのが運の尽きね、こんな変態のせいで…ふふっ…可哀想に」
絶望の表情を浮かべるメンバーたちに、微笑みながら触手を伸ばすイリーナ。
−−ザシュッ
イリーナの触手が斬り落とされる。
背後。入り口付近からこちらへ走ってくる姿は、門馬小絵。
「小絵さん!!!」
メンバーたちの顔に希望の灯が点る。
「ふぅん…アナタが最強のジャスティレイファー? やるじゃな…グェええええ!
眩い光。イリーナの身体は真っ二つに別れ、すでに消滅を始めている。
「半妖はすべて…私が消滅させる。絶対に許さない」
「小絵さん!! 音羽さんが…」
「裏切り者は…放っておく」
音羽はその絶頂の余韻の中で、ただ夢を見ているようだった。
「ああ…あはは…イリーナ…私が…やっつけた…やっつけたの…」
鳴り止んだサイレンの代わりに、音羽のうわ言が辺りにこだましていた。
2011.11.19
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 2-9 『生贄』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-9 『生贄』
ぼんやりとした現実感のない日々。
やはりこれは夢の中なのではないかと疑い、手のひらをじっと見つめてみることもあったが、それでも、音羽は充実感を覚えていた。
あの日以来、ますます身体は軽くなり、頭で思う以上に肉体は鋭い軌跡を描く。格段に強くなっている実感があった。得意の剣さばきはますます鋭くなり、今までだったら苦戦したであろう、力を持つ上位クラスの半妖も今の音羽には手も足もでない。
今なら、イリーナにだって…小絵さんにだって負けない…。
しかしその裏で…女性へのレズ痴漢も、ますます頻度を増していた。ヒロインとしてあるまじき禁断の興奮。止められなくなった痴女行為を、音羽は人助けのひとつだと自分に言い聞かせていた。電車で、バスで、店内で…。繰り返される痴女行為。音羽は自分の欲望を素直にさらけ出せることで、ますます活き活きと、ただでさえ表面上は明るい性格に磨きがかかっていた。
そんな日々の中、音羽には後輩ができた。
以前数度顔を合わせただけであったが、その愛くるしい顔は印象的でハッキリと頭に残っている。四条未羽。
まだ正式なジャスティレイファーとしての変身は出来ないが、サポートするためのツール類や簡易強化スーツを見にまとい、やがてジャスティレイファーとなるべく、音羽の行動に同行することとなったのである。
音羽が小絵に憧れていたように、未羽は音羽に憧れ、姉のように慕う。
堂々と変態行為ができなくなり不満は溜まったが、自尊心は満たされていた。
「音羽先輩っていつから、どうやって、何をして、何を食べてそんなに強くなったんですかぁ?」
「え? 一度に全部聞くつもり…?」
「はい。音羽先輩のこと全部知りたいです!」
「はぁ…。動きを見て勝手に盗んでくれる、っていうのが理想」
「え〜。ずるい」
「だってほら、私、説明とか苦手だから」
「じゃあ、先輩にずっと付きまといますから」
「それは…イヤかも」
「え〜。名前も一文字同じだし、憧れなんですっ!」
「うん、わかったわかった、そうね〜」
「やった! じっくり観察しちゃって、音羽先輩のすべてを盗んじゃいます」
「ふふ、がんばってね。私もしっかり面倒みてあげる。一緒に人助け、ね」
「半妖たち、あいつらは絶対に許せないから」
音羽の表情に一瞬、暗い影が灯る。
欲望に染まってしまった今の自分の全ては…褒められたものじゃない…。変態レズ痴女。そんな言葉がよぎる。
それでも…自分と同じく、正義に燃え、半妖を仇とし、ジャスティレイファーを目指す少女未羽。この子だけは、私がきちんと育てて見せる。私のような敗北はさせない…たった一度でも。私はもっと強くなって、この子も強くする。
音羽は未羽に対し、ただの後輩以上の感情を持ち始めていた。
イリーナにだって、今度会ったら、私に力を与えたことを後悔させる。そして…。
未羽とのパトロールの日々は、音羽にとって充実したものだった。
自らの強さを見せつけ、尊敬を受ける。半妖を倒すために元から力を求め、その欲求は一度の敗北でさらに大きくなった音羽。さらに力を伸ばすため、そして未羽にもその力を受け継がせるため…、鬼気迫る勢いで半妖を狩る。
「今日も楽勝。人助け完了。未羽が成長する前に半妖絶滅させちゃうかも」
「えー私も変身して戦いたいのにー。でもそれならそれでいっかぁ」
「私たちふたりでなら、できる」
「うれしいです。音羽先輩」
そんなある日。
普段と変わらぬ、変わらないはずだった、いつものパトロール。
それは不意に訪れた。禍々しい、いつもとは比べ物にならない半妖の妖気。
「ふぅん、大物って感じ? ちょっとだけ用心するよ」
「音羽先輩…」
「大丈夫。未羽、式神プログラムを起動して辺りにナノ術界を展開!」
「はいっ!」
特殊カーボン製のお札を取り出し、辺りに並べる未羽。禍々しい妖気の闇が前方を包む。そこから姿を現したのは、女性型の半妖。すでに下半身半分は完全に触手状のグロテスクな肉の姿へと変化している。意識は完全に肉の方へと移行しているのか、半笑いで知性すら感じさせない。音羽は経験上、人間の意識を残さない半妖の方が強いことを知っていた。
それでも…音羽は決意する。
私はもうっ…負けない、強くなった力で!
どんな半妖にも、小絵さんにも、自分にだって!
身構える音羽。だが…妖気の闇が晴れ、全容が明らかになると、事態は想像を超えていた。触手とほぼ同化し始めている、被害者であろう全裸の人間の女性。それも複数。触手が体中に絡みつき、快感を送って絶えず喘ぎながら、女性同士でもつれ合い、愛撫しあっている。69状に絡まるふたりと、その横でずっと舌を絡ませているふたり。すべてが半妖の身体に取り込まれ同化していた。
「あぁんイイっ…おまんこ美味しいっ、触手もすごイィ、んんはあぁあ、んあぁイク! 舐めてぇ、おまんこ舐めてっ! んんはぁ、触手も来ちゃうぅ! イグゥ!」
触手の陵辱とレズ行為をまざまざと見せつけられ、音羽の足がすくむ。
半妖と人間女性の痴態が織り成す変態絵図に目を奪われ、ガクガクと震えだす音羽。すでに、股間が熱くなるのを感じていた。レズ痴漢行為を思い出し、胸が高鳴りだす。
「音羽先輩っ!」
触手にされながら…レズってるなんて…そんな…そんなに…イイ…の?
あんなに…乱れて…あぁ…
半妖は未羽に狙いを定めたのか、音羽には目もくれず、未羽へと触手を伸ばし、補足しようとする。ナノ術界も容易く破られてしまい、必死のところでかわす未羽。
粘液と体液でぐちょぐちょになりながら、目の前の女性たちは禁断の快楽を貪っている。あまりに刺激的な光景に、音羽のドス黒い欲望が頭をもたげ始める。
未羽を…狙ってるの? 未羽が捉えられたら…あの中で…あんなふうに…
音羽は立ち尽くしたまま、未羽を振り返る。
必死で触手との攻防を繰り広げていた未羽は、補足されないように必死でよけながら、音羽へ近づき、背中に隠れるように寄り添う。
「先輩!? どうしたんですか!?」
未羽の手が音羽の肩に置かれた瞬間。音羽は【それ】を感じた。いや、もはやそれは願望に近いものだったのかもしれない。音羽にとっては、もうどっちでもよかった。
そう…未羽も…変態レズ願望があるのね…
裸で絡みあって乱れ合う…レズマゾに堕ちたいのね…
ドス黒い欲望に支配され、先ほどの決意はあっさりと裏返る。
音羽は未羽の肩を掴むと…ニヤリと笑う。
「うん、先輩、やっつけましょ!」
そして音羽は未羽を捕らえたまま、身体を入れ替え、半妖の触手に差し出す。
変態レズ痴女の最低行為。
「え? 先輩、え?」
あっという間に未羽は触手に捉えられ、肉の海に飲み込まれていく。強化スーツは溶かされ始め、触手が全身に絡みつき、その身体があらわになり始める。
「はは…あぁ…私…未羽の堕ちる姿…あぁ…見たい」
「先輩、助けて! 助けて!!」
未羽の絶叫を聞きながら、音羽は涙を流していた。最低の行為に堕ちた自分の変態願望の惨めさと、それが叶えられた嬉しさで。
グチョ、グッチョ、グチュグチュグチュ。
触手の音にハーモニーするように、音羽の股間から音が響く。
音羽は目の前の光景を見ながら、スーツの股間に手を差し込み、前屈みで浅ましいオナニーに耽っていた。
「あぁ未羽、私、最低のレズマゾ…あぁん、イイ、未羽が汚されちゃうっ、私と同じように、あぁ、すごいぃぃ、頭がおかしくなりそうっ」
「助け、音羽…せんぱっ、助けっいやぁああああ」
グチュ、グチュ、グチュ、浅ましいガニ股姿でのオナニー。
「あぁ、私も…入れて欲しい、どうして、どうしてっ! んんぁあああ! イイひぃいいい! 最高なの、感じ過ぎちゃう、頭が焼けちゃう! 未羽! イク、イク、イク、あぁイッちゃうぅ! イグイグイグゥウゥゥ〜〜〜〜ッ! ひぃいいいい!」
ピュビュ、ピュビュ、盛大に潮を漏らしスーツの股間をグチョグチョに濡らしながら、音羽は笑みを浮かべ、人生最大の変態アクメに溺れていた。
短編 # 2-9 『生贄』
ぼんやりとした現実感のない日々。
やはりこれは夢の中なのではないかと疑い、手のひらをじっと見つめてみることもあったが、それでも、音羽は充実感を覚えていた。
あの日以来、ますます身体は軽くなり、頭で思う以上に肉体は鋭い軌跡を描く。格段に強くなっている実感があった。得意の剣さばきはますます鋭くなり、今までだったら苦戦したであろう、力を持つ上位クラスの半妖も今の音羽には手も足もでない。
今なら、イリーナにだって…小絵さんにだって負けない…。
しかしその裏で…女性へのレズ痴漢も、ますます頻度を増していた。ヒロインとしてあるまじき禁断の興奮。止められなくなった痴女行為を、音羽は人助けのひとつだと自分に言い聞かせていた。電車で、バスで、店内で…。繰り返される痴女行為。音羽は自分の欲望を素直にさらけ出せることで、ますます活き活きと、ただでさえ表面上は明るい性格に磨きがかかっていた。
そんな日々の中、音羽には後輩ができた。
以前数度顔を合わせただけであったが、その愛くるしい顔は印象的でハッキリと頭に残っている。四条未羽。
まだ正式なジャスティレイファーとしての変身は出来ないが、サポートするためのツール類や簡易強化スーツを見にまとい、やがてジャスティレイファーとなるべく、音羽の行動に同行することとなったのである。
音羽が小絵に憧れていたように、未羽は音羽に憧れ、姉のように慕う。
堂々と変態行為ができなくなり不満は溜まったが、自尊心は満たされていた。
「音羽先輩っていつから、どうやって、何をして、何を食べてそんなに強くなったんですかぁ?」
「え? 一度に全部聞くつもり…?」
「はい。音羽先輩のこと全部知りたいです!」
「はぁ…。動きを見て勝手に盗んでくれる、っていうのが理想」
「え〜。ずるい」
「だってほら、私、説明とか苦手だから」
「じゃあ、先輩にずっと付きまといますから」
「それは…イヤかも」
「え〜。名前も一文字同じだし、憧れなんですっ!」
「うん、わかったわかった、そうね〜」
「やった! じっくり観察しちゃって、音羽先輩のすべてを盗んじゃいます」
「ふふ、がんばってね。私もしっかり面倒みてあげる。一緒に人助け、ね」
「半妖たち、あいつらは絶対に許せないから」
音羽の表情に一瞬、暗い影が灯る。
欲望に染まってしまった今の自分の全ては…褒められたものじゃない…。変態レズ痴女。そんな言葉がよぎる。
それでも…自分と同じく、正義に燃え、半妖を仇とし、ジャスティレイファーを目指す少女未羽。この子だけは、私がきちんと育てて見せる。私のような敗北はさせない…たった一度でも。私はもっと強くなって、この子も強くする。
音羽は未羽に対し、ただの後輩以上の感情を持ち始めていた。
イリーナにだって、今度会ったら、私に力を与えたことを後悔させる。そして…。
未羽とのパトロールの日々は、音羽にとって充実したものだった。
自らの強さを見せつけ、尊敬を受ける。半妖を倒すために元から力を求め、その欲求は一度の敗北でさらに大きくなった音羽。さらに力を伸ばすため、そして未羽にもその力を受け継がせるため…、鬼気迫る勢いで半妖を狩る。
「今日も楽勝。人助け完了。未羽が成長する前に半妖絶滅させちゃうかも」
「えー私も変身して戦いたいのにー。でもそれならそれでいっかぁ」
「私たちふたりでなら、できる」
「うれしいです。音羽先輩」
そんなある日。
普段と変わらぬ、変わらないはずだった、いつものパトロール。
それは不意に訪れた。禍々しい、いつもとは比べ物にならない半妖の妖気。
「ふぅん、大物って感じ? ちょっとだけ用心するよ」
「音羽先輩…」
「大丈夫。未羽、式神プログラムを起動して辺りにナノ術界を展開!」
「はいっ!」
特殊カーボン製のお札を取り出し、辺りに並べる未羽。禍々しい妖気の闇が前方を包む。そこから姿を現したのは、女性型の半妖。すでに下半身半分は完全に触手状のグロテスクな肉の姿へと変化している。意識は完全に肉の方へと移行しているのか、半笑いで知性すら感じさせない。音羽は経験上、人間の意識を残さない半妖の方が強いことを知っていた。
それでも…音羽は決意する。
私はもうっ…負けない、強くなった力で!
どんな半妖にも、小絵さんにも、自分にだって!
身構える音羽。だが…妖気の闇が晴れ、全容が明らかになると、事態は想像を超えていた。触手とほぼ同化し始めている、被害者であろう全裸の人間の女性。それも複数。触手が体中に絡みつき、快感を送って絶えず喘ぎながら、女性同士でもつれ合い、愛撫しあっている。69状に絡まるふたりと、その横でずっと舌を絡ませているふたり。すべてが半妖の身体に取り込まれ同化していた。
「あぁんイイっ…おまんこ美味しいっ、触手もすごイィ、んんはあぁあ、んあぁイク! 舐めてぇ、おまんこ舐めてっ! んんはぁ、触手も来ちゃうぅ! イグゥ!」
触手の陵辱とレズ行為をまざまざと見せつけられ、音羽の足がすくむ。
半妖と人間女性の痴態が織り成す変態絵図に目を奪われ、ガクガクと震えだす音羽。すでに、股間が熱くなるのを感じていた。レズ痴漢行為を思い出し、胸が高鳴りだす。
「音羽先輩っ!」
触手にされながら…レズってるなんて…そんな…そんなに…イイ…の?
あんなに…乱れて…あぁ…
半妖は未羽に狙いを定めたのか、音羽には目もくれず、未羽へと触手を伸ばし、補足しようとする。ナノ術界も容易く破られてしまい、必死のところでかわす未羽。
粘液と体液でぐちょぐちょになりながら、目の前の女性たちは禁断の快楽を貪っている。あまりに刺激的な光景に、音羽のドス黒い欲望が頭をもたげ始める。
未羽を…狙ってるの? 未羽が捉えられたら…あの中で…あんなふうに…
音羽は立ち尽くしたまま、未羽を振り返る。
必死で触手との攻防を繰り広げていた未羽は、補足されないように必死でよけながら、音羽へ近づき、背中に隠れるように寄り添う。
「先輩!? どうしたんですか!?」
未羽の手が音羽の肩に置かれた瞬間。音羽は【それ】を感じた。いや、もはやそれは願望に近いものだったのかもしれない。音羽にとっては、もうどっちでもよかった。
そう…未羽も…変態レズ願望があるのね…
裸で絡みあって乱れ合う…レズマゾに堕ちたいのね…
ドス黒い欲望に支配され、先ほどの決意はあっさりと裏返る。
音羽は未羽の肩を掴むと…ニヤリと笑う。
「うん、先輩、やっつけましょ!」
そして音羽は未羽を捕らえたまま、身体を入れ替え、半妖の触手に差し出す。
変態レズ痴女の最低行為。
「え? 先輩、え?」
あっという間に未羽は触手に捉えられ、肉の海に飲み込まれていく。強化スーツは溶かされ始め、触手が全身に絡みつき、その身体があらわになり始める。
「はは…あぁ…私…未羽の堕ちる姿…あぁ…見たい」
「先輩、助けて! 助けて!!」
未羽の絶叫を聞きながら、音羽は涙を流していた。最低の行為に堕ちた自分の変態願望の惨めさと、それが叶えられた嬉しさで。
グチョ、グッチョ、グチュグチュグチュ。
触手の音にハーモニーするように、音羽の股間から音が響く。
音羽は目の前の光景を見ながら、スーツの股間に手を差し込み、前屈みで浅ましいオナニーに耽っていた。
「あぁ未羽、私、最低のレズマゾ…あぁん、イイ、未羽が汚されちゃうっ、私と同じように、あぁ、すごいぃぃ、頭がおかしくなりそうっ」
「助け、音羽…せんぱっ、助けっいやぁああああ」
グチュ、グチュ、グチュ、浅ましいガニ股姿でのオナニー。
「あぁ、私も…入れて欲しい、どうして、どうしてっ! んんぁあああ! イイひぃいいい! 最高なの、感じ過ぎちゃう、頭が焼けちゃう! 未羽! イク、イク、イク、あぁイッちゃうぅ! イグイグイグゥウゥゥ〜〜〜〜ッ! ひぃいいいい!」
ピュビュ、ピュビュ、盛大に潮を漏らしスーツの股間をグチョグチョに濡らしながら、音羽は笑みを浮かべ、人生最大の変態アクメに溺れていた。
2011.11.19
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 2-8 『痴女2』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-8 『痴女2』
夜の街を警戒してパトロールしながら、半妖を狩り続ける。
何体も何体も、斬る。
音羽は手応えを感じていた。確実に以前よりも強くなっている。
このまま、小絵さんだって…超えてみせる。
だが、強くなる一方で音羽の心に醜く広がったシミは、ジワジワとその領土を拡大するように、日常生活へと侵食し始める。あの時の、助けた女性へのレズ痴漢行為が忘れられず、股間へ手が伸びる。ジャスティレイファーとしての活動時間以外は、何度も自分の部屋で妄想オナニーを繰り返す始末。
「あぁんまた、レズ痴漢したい…痴漢したいっ、あ〜〜んっ…んんぅ、イイ、イイ、イッちゃ、イッちゃう、イクぅううっ!」
ハァハァハァ…あんなこと本当は…しちゃダメ…。
あぁでも…あれは…人助けだったんだから…ああいう願望を持つ女性を助けてあげたの…だから…。
もやもやした気分を晴らすため、私服に着替え、街へと繰り出す音羽。繁華街を歩きながら、また【あれ】を感じられないかと、キョロキョロとあたりの女性を観察してしまう。そのまま、汗でも流そうと組織提携のトレーニングジムに顔を出す。
ルームランナーで走りながら、先日の女性のことを思い出す。あれを目撃したくらいから…おかしくなってきたのかもしれない。そんな疑問よりも、あの時のドキドキを思い出し、またドス黒いシミが広がりだす。
隅のマットの上で、ストレッチを行なっている女性の姿。20代中盤の、アスリートだろうか、引き締まった身体。音羽は自然にその女性へと近寄っていた。
「こんばんは」
「え? あ、常連さん…ですよね。今ストレッチしてて…使うならすぐ代わります」
「ううん、あの、一緒に…やれないかなって、ほら、二人でしかできないのもあるし」
「え?」
床にお尻をつき足を広げて左右に身体を折って伸ばしていた女性の後ろに回り込む。
「押してあげます…ね」
「あ、はい…」
後ろから密着するように胸を押し付け、女性の身体を押すと、微かに、【それ】を感じることができた。いや、無理やりにでも、感じ取ろうとしていたのかもしれない。後戻りできなくなる恐ろしさを感じながら、それでも音羽は我慢ができなかった。
あぁ…しちゃいたい…しちゃいたいよぉ…我慢、できないっ
「引き締まってるんですね」
「え?あ、そうですか…?」
「うん、すごい」
そういいながら、背後から身体をさすり出す。脚を撫で…内股のスパッツの方まで…さすり上げる。
「え?えっと…」
「一緒に、ほぐしましょ、ね。得意なんです♪」
そう言いながら、音羽の手は内股を揉みほぐすように見せながら、明らかに際どいゾーンを往復し始めている。自らの胸をぐにぐにと、女性の背中に押し付けながら。
「はぁはぁ…ちゃんとほぐさないと、怪我しちゃいます。私、そういう人見てきたから、つい…。肩の方も」
「そ、そう…あ、はい」
肩を揉みながら、徐々に胸元へと手が降りていく。
大胸筋の辺りを横から揉みほぐそうとしながら、時折乳房に手を当てる。
「全部、ほぐしてあげます」
「あ…っ…はぁあ」
女性の声が変わってきたのを感じると、乳房まで手を伸ばす回数を増やす。背徳感の興奮ですでに音羽のグレーのスパッツも股間部分の色が濃くなり始めている。
あぁ…私、また…レズ痴漢しちゃうっ…あぁ
「はぁ…はぁはぁ」
女性の吐息が乱れ、他に人がいないか辺りをキョロキョロとする様を見ると、音羽は確信し、ニヤリとイヤらしい笑みを浮かべて、内股から股間へと手を進めていく。
じんわりじんわり、往復してさするようにしながら、その範囲を広げ…スパッツの中心、あそこの上まで往復する。
「あっ…んんっ、そこは…あぁ」
甘くとろけた女性の声を興奮材料にしながら、音羽は本性を丸出しにして、女性の耳を舐め、囁く。
「こうされたかったんでしょ?」
耳を舐めながら、胸をもみ、股間をまさぐり、自らも興奮して胸を押しつぶすほど女性の背中に押し付ける。音羽の姿はレズ痴女以外の何者でも無かった。
「はぁあ、んんふぅ…はぁあ…い、いっつも…こんなことを?」
「うん…はぁああ…レズ痴漢好きなの…ハマっちゃったのぉ」
スパッツの中、トレーニングウェアの中に手を入れ、直接乳房とあそこを刺激し始める。
「誰か…来たら…あぁっ、んっっ!」
「それが…いいんでしょ…あぁはぁ、やっぱりこれ、止められないっ」
背後からベッタリとくっつき、耳を舐め回す。そして、乳首をコリコリと刺激しながら、クリトリスを、目一杯押しつぶし揺さぶる。レズ痴漢の緊張と背徳の興奮で音羽はすでに恍惚の中にいた。
「イクところ、見せてぇ、あぁ」
痴女行為に頭の芯まで蕩けながら、女性の痴態を見ようと、必死で手を動かす。
そして…
「あぁい、いい、い、イッちゃ、んんんっっ!」
「こんなところでイッちゃうのね…スパッツびしょびしょ…ふふ」
禁断のレズ痴女行為にうっとりと酔いしれながら、音羽はぼんやりとした満足感の中にいた。
短編 # 2-8 『痴女2』
夜の街を警戒してパトロールしながら、半妖を狩り続ける。
何体も何体も、斬る。
音羽は手応えを感じていた。確実に以前よりも強くなっている。
このまま、小絵さんだって…超えてみせる。
だが、強くなる一方で音羽の心に醜く広がったシミは、ジワジワとその領土を拡大するように、日常生活へと侵食し始める。あの時の、助けた女性へのレズ痴漢行為が忘れられず、股間へ手が伸びる。ジャスティレイファーとしての活動時間以外は、何度も自分の部屋で妄想オナニーを繰り返す始末。
「あぁんまた、レズ痴漢したい…痴漢したいっ、あ〜〜んっ…んんぅ、イイ、イイ、イッちゃ、イッちゃう、イクぅううっ!」
ハァハァハァ…あんなこと本当は…しちゃダメ…。
あぁでも…あれは…人助けだったんだから…ああいう願望を持つ女性を助けてあげたの…だから…。
もやもやした気分を晴らすため、私服に着替え、街へと繰り出す音羽。繁華街を歩きながら、また【あれ】を感じられないかと、キョロキョロとあたりの女性を観察してしまう。そのまま、汗でも流そうと組織提携のトレーニングジムに顔を出す。
ルームランナーで走りながら、先日の女性のことを思い出す。あれを目撃したくらいから…おかしくなってきたのかもしれない。そんな疑問よりも、あの時のドキドキを思い出し、またドス黒いシミが広がりだす。
隅のマットの上で、ストレッチを行なっている女性の姿。20代中盤の、アスリートだろうか、引き締まった身体。音羽は自然にその女性へと近寄っていた。
「こんばんは」
「え? あ、常連さん…ですよね。今ストレッチしてて…使うならすぐ代わります」
「ううん、あの、一緒に…やれないかなって、ほら、二人でしかできないのもあるし」
「え?」
床にお尻をつき足を広げて左右に身体を折って伸ばしていた女性の後ろに回り込む。
「押してあげます…ね」
「あ、はい…」
後ろから密着するように胸を押し付け、女性の身体を押すと、微かに、【それ】を感じることができた。いや、無理やりにでも、感じ取ろうとしていたのかもしれない。後戻りできなくなる恐ろしさを感じながら、それでも音羽は我慢ができなかった。
あぁ…しちゃいたい…しちゃいたいよぉ…我慢、できないっ
「引き締まってるんですね」
「え?あ、そうですか…?」
「うん、すごい」
そういいながら、背後から身体をさすり出す。脚を撫で…内股のスパッツの方まで…さすり上げる。
「え?えっと…」
「一緒に、ほぐしましょ、ね。得意なんです♪」
そう言いながら、音羽の手は内股を揉みほぐすように見せながら、明らかに際どいゾーンを往復し始めている。自らの胸をぐにぐにと、女性の背中に押し付けながら。
「はぁはぁ…ちゃんとほぐさないと、怪我しちゃいます。私、そういう人見てきたから、つい…。肩の方も」
「そ、そう…あ、はい」
肩を揉みながら、徐々に胸元へと手が降りていく。
大胸筋の辺りを横から揉みほぐそうとしながら、時折乳房に手を当てる。
「全部、ほぐしてあげます」
「あ…っ…はぁあ」
女性の声が変わってきたのを感じると、乳房まで手を伸ばす回数を増やす。背徳感の興奮ですでに音羽のグレーのスパッツも股間部分の色が濃くなり始めている。
あぁ…私、また…レズ痴漢しちゃうっ…あぁ
「はぁ…はぁはぁ」
女性の吐息が乱れ、他に人がいないか辺りをキョロキョロとする様を見ると、音羽は確信し、ニヤリとイヤらしい笑みを浮かべて、内股から股間へと手を進めていく。
じんわりじんわり、往復してさするようにしながら、その範囲を広げ…スパッツの中心、あそこの上まで往復する。
「あっ…んんっ、そこは…あぁ」
甘くとろけた女性の声を興奮材料にしながら、音羽は本性を丸出しにして、女性の耳を舐め、囁く。
「こうされたかったんでしょ?」
耳を舐めながら、胸をもみ、股間をまさぐり、自らも興奮して胸を押しつぶすほど女性の背中に押し付ける。音羽の姿はレズ痴女以外の何者でも無かった。
「はぁあ、んんふぅ…はぁあ…い、いっつも…こんなことを?」
「うん…はぁああ…レズ痴漢好きなの…ハマっちゃったのぉ」
スパッツの中、トレーニングウェアの中に手を入れ、直接乳房とあそこを刺激し始める。
「誰か…来たら…あぁっ、んっっ!」
「それが…いいんでしょ…あぁはぁ、やっぱりこれ、止められないっ」
背後からベッタリとくっつき、耳を舐め回す。そして、乳首をコリコリと刺激しながら、クリトリスを、目一杯押しつぶし揺さぶる。レズ痴漢の緊張と背徳の興奮で音羽はすでに恍惚の中にいた。
「イクところ、見せてぇ、あぁ」
痴女行為に頭の芯まで蕩けながら、女性の痴態を見ようと、必死で手を動かす。
そして…
「あぁい、いい、い、イッちゃ、んんんっっ!」
「こんなところでイッちゃうのね…スパッツびしょびしょ…ふふ」
禁断のレズ痴女行為にうっとりと酔いしれながら、音羽はぼんやりとした満足感の中にいた。
2011.11.19
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し # 2-7 『痴女』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-7 『痴女』
あの夜から、また3日が過ぎた。
圧倒的な力の前に敗北し、憎むべき敵の、しかも同性でもあるイリーナに屈服してしまったあの夜。コスチュームのままいいように弄ばれ…痴態を晒したどころか、イリーナの豊満な身体と包みこむような言葉に魅惑され…自ら甘えておねだりまでしてしまった…。
何となくぼんやりと霞むような毎日の中で、やはりこれは夢なんだと、音羽は自らに言い聞かせながら、それでもあの夜の行為を忘れようと、ますます半妖刈りに精を出すようになっていた。
あれは私じゃない…あれは夢…。
私は…ジャスティレイファー…力を手に入れてもっと強くなる。
小絵さんよりも、誰よりも。
静まり返る夜半の住宅街。路地に響くうら若い女性の悲鳴。
「キャァあああ! イヤァ、離して」
「ぎゅるるる…人間をさらってこいとの命令だ…」
姿形を変える半妖の前に、変身し颯爽と駆けつける音羽。
「あーあ。私に見つかったのが運の尽きね。音羽、人助け始めちゃいます」
「きさまは…? ジャスティレ…グェええええ」
言い終わるより前に、音羽の攻撃で半妖の身体半分が消し飛んでいた。
着地する音羽の背後から、もう一匹の半妖が襲いかかる。
「背後がガラ空きぃぃぃ! 一匹かと思って油断は禁物ぅぅぅぅっ! え?」
確かに背後から攻撃を加えたと思ったその刹那、音羽の姿は消えている。
「背後が空いてる? あなたのことでしょ? 残念♪」
一瞬の跳躍で華麗に半妖の背後へと飜える音羽が、攻撃を繰り出し半妖を消滅させる。
やっぱり…身体が今までより軽い。
攻撃も強くなってる。これが、私の力。
「ふふ、楽勝。簡単簡単。終わり、っと。さて…」
目の前には、先ほどまで襲われていたキャリアウーマン風の女性の姿。半妖に一度掴みかかられたためか、衣服がはだけ、胸元が覗いている。
「ありがとう…ございます」
まだ先ほどの恐怖にブルブルと身体を震わせ、音羽に身を寄せてくる女性。
その時。音羽の心に、不思議な感覚が流れこむ。
え? 何…?
だが確かに、音羽の直感が、それを感じていた。
この人は…隠してる…
音羽自身でも不思議だが、何故かハッキリと【それ】がわかる。
レズっ気があるんだ…それも…痴漢…みたいにされたい…のね…
「もう大丈夫、正義のヒロインの私がやっつけたから、安心して」
「はい…よかった…」
見つめてくる瞳、覗く胸元…。
音羽の心に、醜い染みが広がりだす。
この人自身が望んでる…だから…これも…人助け…
女性の肩に添えられていた音羽の手が…動き出す。背中を摩り…腰から…お尻へ。
心臓が痛いほど高鳴りながら、女性のスカートの上から、お尻を優しく掴んでしまう。
「…ぇ」
おどおどする女性に対し、音羽は自分でも信じられない一言を口にする。
自然と…口をついて出た言葉。
「レズ痴漢…されたいんでしょ?」
自分が発した言葉に、ゾクゾクと興奮を覚えてしまう。
「あ…え…」
否定しない女性相手に大胆な手つきになり、お尻をイヤらしく撫で回し始める。
「ん…ゃっ」
顔を赤らめ、身をすくめる女性に対し、音羽はますます大胆になる。
お尻を揉みながらスカートを捲り上げ、はだけた胸元に手を差し込む。
「え?あ…んんっ…」
「痴漢してあげる」
立ったまま道路の端のブロック塀に女性を押し付けると、唇を奪い、胸をもみ、内股から股間に手を伸ばす。
「はぁっ…んっ」
あぁすごい…私…これ…ドキドキしちゃう、こんな…興奮することがあったなんて…。
私、正義の味方なのに…助けた女の人相手に…痴漢…しちゃうっ。
夢中で貪るように舌を絡めながら、スカートの中で下着の上から股間を刺激すると、すでにぐっしょりと湿っていて、体液の生暖かさが伝わってくる。その生暖かさを愛おしく思いながら、下着の中に手を滑らすと、ヌルッとした液体が指先に絡みつく。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
すでに感じている女性に、音羽はまるで普段とは別人のように言葉責めを繰り出していく。そのたびに反応する女性の様子に、ゾクゾクと興奮を覚えながら。
「こんなところで痴漢されて…興奮してるのね…ふふっ」
ピチャピチャと音を立て、路上でキャリアウーマン風女性の股間を痴漢している。それがたまらない。
「あぁん、もっとしてあげる、イクところ見たぁい」
「ん、んんふぅ…あぁっ、ん!」
キスをしながら、思い切り指を動かし中をかき回す。グッチョグッッチョと、卑猥な音がリズミカルに響く。
私、痴漢して感じさせてあげてるっ!すごい、すごいぃ!
「ほら、イって、痴漢されてイクところ見せて」
「んん〜〜〜っ、んふぅ! イ、イっちゃう、イっちゃうの、イクっ!」
最後まで指を思い切り上下させると、女性はビクビクと震えながら音羽にしなだれかかってくる。
淫汁が絡みつき、ふやけた指を見つめる音羽。そこにはヒロインとしての輝きはとうに無く。淫蕩な気配に満ちた笑みがあった。
短編 # 2-7 『痴女』
あの夜から、また3日が過ぎた。
圧倒的な力の前に敗北し、憎むべき敵の、しかも同性でもあるイリーナに屈服してしまったあの夜。コスチュームのままいいように弄ばれ…痴態を晒したどころか、イリーナの豊満な身体と包みこむような言葉に魅惑され…自ら甘えておねだりまでしてしまった…。
何となくぼんやりと霞むような毎日の中で、やはりこれは夢なんだと、音羽は自らに言い聞かせながら、それでもあの夜の行為を忘れようと、ますます半妖刈りに精を出すようになっていた。
あれは私じゃない…あれは夢…。
私は…ジャスティレイファー…力を手に入れてもっと強くなる。
小絵さんよりも、誰よりも。
静まり返る夜半の住宅街。路地に響くうら若い女性の悲鳴。
「キャァあああ! イヤァ、離して」
「ぎゅるるる…人間をさらってこいとの命令だ…」
姿形を変える半妖の前に、変身し颯爽と駆けつける音羽。
「あーあ。私に見つかったのが運の尽きね。音羽、人助け始めちゃいます」
「きさまは…? ジャスティレ…グェええええ」
言い終わるより前に、音羽の攻撃で半妖の身体半分が消し飛んでいた。
着地する音羽の背後から、もう一匹の半妖が襲いかかる。
「背後がガラ空きぃぃぃ! 一匹かと思って油断は禁物ぅぅぅぅっ! え?」
確かに背後から攻撃を加えたと思ったその刹那、音羽の姿は消えている。
「背後が空いてる? あなたのことでしょ? 残念♪」
一瞬の跳躍で華麗に半妖の背後へと飜える音羽が、攻撃を繰り出し半妖を消滅させる。
やっぱり…身体が今までより軽い。
攻撃も強くなってる。これが、私の力。
「ふふ、楽勝。簡単簡単。終わり、っと。さて…」
目の前には、先ほどまで襲われていたキャリアウーマン風の女性の姿。半妖に一度掴みかかられたためか、衣服がはだけ、胸元が覗いている。
「ありがとう…ございます」
まだ先ほどの恐怖にブルブルと身体を震わせ、音羽に身を寄せてくる女性。
その時。音羽の心に、不思議な感覚が流れこむ。
え? 何…?
だが確かに、音羽の直感が、それを感じていた。
この人は…隠してる…
音羽自身でも不思議だが、何故かハッキリと【それ】がわかる。
レズっ気があるんだ…それも…痴漢…みたいにされたい…のね…
「もう大丈夫、正義のヒロインの私がやっつけたから、安心して」
「はい…よかった…」
見つめてくる瞳、覗く胸元…。
音羽の心に、醜い染みが広がりだす。
この人自身が望んでる…だから…これも…人助け…
女性の肩に添えられていた音羽の手が…動き出す。背中を摩り…腰から…お尻へ。
心臓が痛いほど高鳴りながら、女性のスカートの上から、お尻を優しく掴んでしまう。
「…ぇ」
おどおどする女性に対し、音羽は自分でも信じられない一言を口にする。
自然と…口をついて出た言葉。
「レズ痴漢…されたいんでしょ?」
自分が発した言葉に、ゾクゾクと興奮を覚えてしまう。
「あ…え…」
否定しない女性相手に大胆な手つきになり、お尻をイヤらしく撫で回し始める。
「ん…ゃっ」
顔を赤らめ、身をすくめる女性に対し、音羽はますます大胆になる。
お尻を揉みながらスカートを捲り上げ、はだけた胸元に手を差し込む。
「え?あ…んんっ…」
「痴漢してあげる」
立ったまま道路の端のブロック塀に女性を押し付けると、唇を奪い、胸をもみ、内股から股間に手を伸ばす。
「はぁっ…んっ」
あぁすごい…私…これ…ドキドキしちゃう、こんな…興奮することがあったなんて…。
私、正義の味方なのに…助けた女の人相手に…痴漢…しちゃうっ。
夢中で貪るように舌を絡めながら、スカートの中で下着の上から股間を刺激すると、すでにぐっしょりと湿っていて、体液の生暖かさが伝わってくる。その生暖かさを愛おしく思いながら、下着の中に手を滑らすと、ヌルッとした液体が指先に絡みつく。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
すでに感じている女性に、音羽はまるで普段とは別人のように言葉責めを繰り出していく。そのたびに反応する女性の様子に、ゾクゾクと興奮を覚えながら。
「こんなところで痴漢されて…興奮してるのね…ふふっ」
ピチャピチャと音を立て、路上でキャリアウーマン風女性の股間を痴漢している。それがたまらない。
「あぁん、もっとしてあげる、イクところ見たぁい」
「ん、んんふぅ…あぁっ、ん!」
キスをしながら、思い切り指を動かし中をかき回す。グッチョグッッチョと、卑猥な音がリズミカルに響く。
私、痴漢して感じさせてあげてるっ!すごい、すごいぃ!
「ほら、イって、痴漢されてイクところ見せて」
「んん〜〜〜っ、んふぅ! イ、イっちゃう、イっちゃうの、イクっ!」
最後まで指を思い切り上下させると、女性はビクビクと震えながら音羽にしなだれかかってくる。
淫汁が絡みつき、ふやけた指を見つめる音羽。そこにはヒロインとしての輝きはとうに無く。淫蕩な気配に満ちた笑みがあった。







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